PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



ここ最近、小5の豚児が友達数人と秘密基地を作っています。パチパチ!
一体雑木林の中で何をしているのかと思い聞いてみると「秘密基地だから話せない」とのこと(^^;)
夕方こっそり見に行くと、、、、登りやすい見張り用の木の側に実にチープな作戦会議室があり、そこで輪になって、、、、ポテチを食べているらしい、、、。

秩父の白久に子どもたち主体で行う「てんごうまつり」(原の天狗祭り)というのがあって、小中学生の男の子たちが、山の神である天狗をお迎えするための「天狗小屋」を作り、祭事を行います。これは『がき大将と18人』という映画にもなりました。18人の子どもたちは完成した小屋(現在は平屋の様だが、確か当時は2階建てのかなり立派な小屋だった記憶が)で一日遊び、日が暮れると「菓子をくれるぞーい!」と麓の村に叫んで、集まった女の子たちや、まだ参加できない幼児たちにお菓子を配ります。その時の彼らの誇らしげな顔といったらもう…。ちなみにお菓子を買うお金も子どもたちが村の家々を回って集めます。やがて夜の闇の中で圧巻のクライマックス、、、、という時系列に、「受験勉強があるから」と言って小屋作りに参加しようとしない少年の心の葛藤と仲間の友情が横軸となっておりました。もう30年以上前に観たのでうろ覚え。

小屋の作り方などは中学生から小学生たちへと伝えられ、材料などはみな、大人たちの所に少年たちがリヤカーを引いてもらいに行きます。大人たちは(きっと毎年同じことを話すんでしょうが)「俺たちが作った頃は…」と子どもたちに話します。30年前の時点でも秩父に子どもたちが少なくなり、、、、とか、材料がなかなか集まらずに、、、、なんて話が出ていたのですが、時代に即した形に変わりながら今も続いているというのを知ってびっくり。この村で育ち、暮らしていく子たちには無縁社会なんてありえないだろうな、と思います。


とまれ、家を建てる際には、2軒目、3軒目でようやく自分の思い通りの家になるとよく言いますし、そういう意味からも小さい頃にせっせと秘密基地を作っておくといいでしょう(おいおい^^;)

写真~
動物供養塔脇のチューリップ咲きましたー。

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