昨日は法話研鑽会の臨時総会でした。パチパチ!
臨時総会終了後は、勉強会。テーマは『葬儀改革の行方』でした。
とにかく普段葬儀と接する機会の無い方々にあれこれ言っても、なかなか覚えていただけないので、この2点!
・病院に詰めている葬儀社には絶対に依頼しない(繁華街の客引きに「社長いい娘いますよ!」と言われてノコノコお店に入っていくようなものです)。
・互助会あるいは葬儀社主催の「○○の会」などには絶対に入会しない。
お知り合いなどにも教えて差し上げてください…。
「病院に出入りしている葬儀社の中にもいい業者もいるでしょう?」
残念ながらそれはありません。病院に出入りしているという時点でアウトです。だけど皆さん頼んでしまうんです。不思議ですよね?ホント不思議です。
「大手互助会だから大丈夫でしょう?」
残念ながらそれはありません。どこも経営は破たんしています。入金したお金の返還義務は無いのです。「当会は会費無料だから安心です」とか言うのも全部辞めた方がいいです。あまり書くと夜外を歩けなくなるのでごめんなさい。
坊さん同士で意見を交わす中で
「“あなたらしく”とはなんだ?」というのが興味深かったです。最近流行の自分流、自分らしく、故人らしさ、、、、というのはなんなんだ、ということです。世の中のどれくらいの人が「自分らしさ」というものを目に見える形にできるのかと。また、仏になるのに“らしさ”は不要じゃないか、云々。
ほとんどの皆さんが葬儀と告別式をごっちゃに考えているのだと思います。葬儀とは宗教者による礼拝のことで、告別式はお別れの会です。結婚式と披露宴のようなものでしょうか。“自分らしく”は告別式で充分にやっていただけばいいのです。それはもう自由です。
私個人は冠婚葬祭に自分らしさを出すなんて、子どもの我がままと大差ないと、、、、、以下略。
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