PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



NPO古仏修復工房の飯泉太子宗さんが、お越しくださいました。パチパチ!
円東寺・第2次仏像修復計画のスタートです。

第1次・地蔵菩薩坐像(室町時代)、薬師如来(江戸時代)←2008年8月~2009年7月終了
第2次・弘法大師像、興教大師像(ともに江戸時代)←今ここ
第3次・不動明王立像、他←5年後くらいかなー


取り合えずみるだけ診てもらいました。京都奈良で国宝の修復を主にやっていた方ですし、本もいろいろ書いていらっしゃるので、打てば響く知識に、こちらはひたすら感嘆符の連続でした。
やはり、その道のプロはかっこええなー。
さてさて、お像の修復ですが、正式に依頼するにしても、予約でいっぱいなので引き取りは来年、引き渡しはさらに半年後、1年後くらいになりそうです。うーむ、気長に待つのだ、、、、。



なんとも凛々しいお顔のお大師様。300年近く前の御作です。

「うちのお大師さまは若々しくてかっこいいんですよねー」と言ったら
「うまいですよね」と飯泉さん。

お寺に見学に来る方は必ずと言っていいほど
「何年前の製作ですか?」
と聞かれます。これは見る人。

「どなたですか?」
これは大抵拝む人。

「うまいですね」という感想は私の想像の範囲外でした。
そうです。やはり修復をするような方は、このお像を作った方に思いを馳せるんだなーと。300年前にどんな暮らしの中で、どんな場所で、どんな思いで彫ったのでしょうねー。ロマンスだわ~。



さて、その後すぐに、足掛け5日間の旅に出ていたうちの車をディーラーに引き取りに行きました。
「お待ちしておりました。○万円です」
「あ、ありがとうございます」
「はい。領収書です。では、お車はこちらです」
「、、、、、。」
部品交換した際の事をいろいろ聞きたかったのですが(この部品もそろそろ交換した方がいいよ、とか)、気が弱くて聞けませんでした。
もしかしたら、中には「(これだけ修理したので)あと○年は大丈夫ですよ」とか「雨の中、ご苦労様です」なんて言うメカニックの方もいると思います。
ただ、お金のことも大事なんで、そこはなんとも。


僧侶として、お施主さんに“その時”何が言えるか?
読経についてか?お布施についてか?まさか無駄話か?
ただ、お金のことだけでいいという人も実際にいるので、そこはなんとも(^^;)



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