円東寺仏像工房は、観音堂脇で花見をしながら楽しく活動されております。パチパチ!
皆さん、本当に真面目な方々なんです。
僧侶が修行をする際に気をつけなければいけないことは、他人から認められたい、ほめられたい、すごいと言われたい、、、、という気持ちをおこさないことではないでしょうか。
「肉や魚を食べないの大変ですね」
「朝3時起きですか?すごいですね」
「お若いのに立派です」
なんて言葉を、万が一にも期待したら、それはその時点で修行ではなくなっていると思います。一般の方が修行者に対してそういった感想を言うのはもちろん自由です。しかし、我々がそれを求めたり、期待してはいけないと思うのです。
仏像を彫ることも、やはり修行です。『流山立木観音』様は、みんなから「わー凄い」とか、「一度見てみたい」とか思われるために作られたものでは決してありません。
東日本大震災で亡くなった方々の供養とこれからの地域の守護のために彫られたものです。
仏師の方々の尊い修行を尊重し、見学するのではなく、手を合わせていただきたいと、私個人はせつに願っています。
お参りは24時間365日いつでもどうぞ。だけど、見学は不可なのです。
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