PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



本日は円東寺お寺ヨーガだったのですが、終了後、お四国八十八ヵ所の質問があり、ついつい長話。パチパチ!

「四国」という場所に「お」を付けると、聖地になる。お四国そのものが「曼荼羅」なんですね。いや、意識の中で「お」を付ければ、どんな場所も聖地だし、どんな人も御仏になりえます。私たちは、今日この時だって、曼荼羅の中で暮らしているのです。

この間、上野の東京国立博物館へ『国宝東寺ー空海と仏像曼荼羅』展を観にいきました。

いやあ、東寺の立体曼荼羅21体中15体にトーハクへお越しいたいちゃうなんて、、、、ホントにいいの?この時期、東寺にお参りに行った方は、スカスカの講堂をどう思うのかしら、、、、。
賛否はともかく、トーハクの平成館が曼荼羅となり、その中を歩く我々。こんな体験ができるなんて!と感激しました、、、、、実際の東寺じゃ、ありえないことですし。

しかし、あくまで「この世の中を、ある側面で切り取り、表した」ものが立体曼荼羅です。実は私たちは、国宝よりも素晴らしい「世の中という曼荼羅」の中で、昨日も今日も明日も、生きているのです。国宝の帝釈天像より素晴らしい、家族や友人に囲まれ、生きて生かされていることに気づいていないだけなのだなーと博物館の中庭で思いました。

よく、仏像は美術品か、信仰の対象か、ということで議論になりますが、その答えは、見る人拝む人に託されていると、私は思っています。同じ様に、家族や友人を、どう思うか。
何よりも大切にするか、近しい存在だから、敢えて後回しにするか。
それらは、私たちの一人ひとりの考え方に、任されていることなのです。



追伸
東京メトロ銀座線車内で、総本山長谷寺のCMが流れ、思わずパチリ。


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