So what?

都内に行ってきました。パチパチ！
古くからの友人（女性）が5月に亡くなり、それなりに落ち込んでいました。
お盆には墓参できそうも無いし、今日空いた時間に、えいやっと出掛けた訳です。
ようやく、何となくですが、私の中で区切りがついた気がしました。住職である私が言うと、いやらしいですが、やはりお墓参りっていいよなと。


お寺について、呼び鈴を押すと、お若いご住職が出てきて応対してくださいました。

「私は千葉県流山市で真言宗豊山派の住職をしておりまして」
「彼女とは20年近く、家族ぐるみの付き合いだったんです。まさかこんなに早く亡くなるとは」
「あのー、これ、流山の名物のみりんです。ご本尊さまにお供えください」

しかし全て、「ああ、そうですか」と返されました。
私の名前すら聞かれず、なんとも肩透かしを食らった感だったのですが、よく考えれば、私が勝手に期待しただけで、相手にとっては
「それがどうした」
なんですね。


円東寺にも
「私は○○の元代表です」
とか
「俺は○○会の会員だ。××のことは、昔から知っている」
なんていう方が、たまにいらっしゃいますが、そのこととご本尊さまへのお参りは特段関係無い訳です。
相手に勝手に期待して、期待通りにならなかったと不平不満を言っているのが今の自分だよな、と、猛暑の中、自省するのでした。




写真～
歩いていたら、たまたま見つけた自家用車。ウルトラ警備隊みたいっ！