もう騙されないぞ(Won't Get Fooled Again)

旅、音楽、日常・・・まったり雑談します

2007年CD紹介:その15

2007年08月12日 | CD紹介
垂水駅から舞子側へ10分ほど歩いたところに太平のゆという入浴施設があり、たまにここでゆったり浸かって疲れを取っていますが、サウナに長時間我慢して入ったあと、水風呂に首まで浸かると脳天までリフレッシュされるようで非常に爽快です。露天風呂からは明石海峡を一望できるので、隣のポルトバザールで買い物をしたあとにひとっ風呂を浴びるのはいかがでしょうか?

さて、CD紹介15回目。
・Jackson Browne - Late for the Sky
相変わらず内省的な曲が多いジャクソン・ブラウンですが、完成度でいえばこのアルバムが最も高いように思えます。夜にこのアルバムを聞くと本当にしんみりできます。4曲目"The Late Show"でバイクにまたがりその場を去っていき、5曲目"The Road and the Sky"で軽快に飛ばす感じは非常に良い。


・Steely Dan - The Royal Scam
ジャクソン・ブラウンが田舎的感覚を持って都会へ行くような感じがする一方、スティーリー・ダンはいかにも都会的な感じを出している。しかし、あくまでも都会のクールさを前面に出しており、無骨なまでの(冷たさを感じるような)クールさが人によっては「ええかっこしい」と感じられて敬遠される原因にもなっているのかもしれない。夏の蒸し暑い日に彼らのアルバムを聞くと、部屋の湿度が低くなった気がするので夏に良く聞きます。このアルバムは「プレッツェル・ロジック」のような徹底したクールさは幾分抑えられているけど、それでもカラッとした肌触りは相変わらず。スティーリー・ダンはアルバム単位で聞くアーティストだと思う。


・PFM - Cook
正式名Premiata Forneria Marconi、通称PFMの北米ツアーを収録したライブ盤。名前からわかるとおり、イタリアのバンドですが、英米進出のために英語で歌っています(もちろん、イタリア語で歌っている曲もある)。演奏能力は非常に高く、ジェントル・ジャイアントやイエスにも引けをとらない実力を持つのが、このライブ盤を聞いていて実感できる。1曲目の"Four Holes in the Ground"からテンションが高く、かつムラのない演奏を聞かせてくれます。


・Procol Harum - Shine On Brightly
オルガン奏者のマシュー・フィッシャーがまだ在籍していた頃のアルバムで、重厚なオルガンが堪能できる。プロコル・ハルムといえばゲイルー・ブルッカーのピアノとボーカルだが、フィッシャーのオルガンも彼らの音楽を象徴している。その割には、ジミヘンのドロワーであるギタリストのロビン・トロワーは長い期間よく在籍していたよなぁ。いいギタリストなんだけど、プロコル・ハルムの音楽性を考えたら、なんか違うような気がする。このアルバムでも、合っている部分もあることはあるが、やっぱり「違うよなぁ」と感じる部分の方が多い。バランスって大事ですね。





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