イスタンブルの猫の目

イスタンブルでの生活をボチボチ綴っていきます。

ラマザン・バイラムVol.5

2013年09月25日 | Weblog

 
テキルダー続きです。



TARIHI YALI HAMAMI には 2階もあり 見学させて貰いました。
古い階段を上ると・・・




ドームを囲うように ぐるりと脱衣所が設置されています。
自宅に浴室が付き ハマムを利用する人が激減した現在 ほとんど使用されなくなった2階は廃墟化していました。
ダー様が通っていた頃は 2階もお客さんで一杯だったそうです。
回廊を歩いていると 当時の賑わいが目に浮かんできて なんだか妙に寂しさが込上げてきました。
朽ちた建具を見ていると 時間って残酷・発展と衰退 そんな言葉が頭を過ぎります。






2階の回廊より階下を眺めます。
この張られた紐は 洗濯したペシテマルやタオルを干すのだそうです。




 

床も大理石で立派な造りです。
しかし 老朽化が進み 役所や自治体からも取り壊そうという声が上がっているそうです。
私たちが訪れる数週間前 実は火の元小屋が家事になったそうです。

じっと眺めていると 賑っていた頃のお客さんの声が聞こえてきそうです。
私がハマムから出た後 一人リュウマチ持ちという男性客が待っていました。
彼もまたこの古き歴史あるハマムを ひとり堪能できるのですが 経営者にとっては厳しい現実です。






思いっきり汗もかいたし お肌もツルツルになったところで 再び町中へ。
緑豊かでヨーロッパとの国境沿いに位置することもあり また歴史的背景から世俗的な人々が多く住む町テキルダー。
私は今まで トルコの何処に住みたい?と聞かれたら ブルサと答えていましたが 
ここテキルダーに来てその答えは変わりました。  テキルダー とてもいい町です。

 



 


海にも面していて水も豊富で 人も町も静かです。







テキルダーはキョフテが有名らしいので 夕食はテキルダーキョフテの老舗「Özcanlar」で頂くことにしました。
イスタンブルでは メジディキョイにあるASTORIAショッピングモールの中にも店舗を構えているそうです。








まずは テキルダー・ベイシック・キョフテ。
焼きビベル忘れてますね・・・w   まいっか^^;
味?  ふつーーー。笑

 

 

 

こちらは 子羊肉チーズキョフテだっけな。
こちらも焼きビベル忘れてる・・・w
店内の様子 写真撮り忘れてしまいましたが 時間も時間なので大変な賑わいでした。
が お客さんのお行儀の良い事^^  
イスタンブルでは大声でおしゃべりする人が多いですが ここでは本当に皆さん静かですw
またこのビベルソースが めちゃくちゃ美味しくて♪ 肉に合う!!







サラダ。







ヤギ乳のヨーグルト♪
これは美味いです^^   人生初!半端なくおいちいヨーグルトです!
アイスクリームかと思いましたw
上に乗っているのは黒ゴマではないですぞ。 これはチョレキオトウ(黒クミン)です。








これまたテキルダー名物の「チーズヘルワ」   町中のスイーツ屋さんで よく見かけました。
バニラアイスをトッピングして出てきました。  話の種に食べてみましたが めちゃくちゃ甘くて重いです^^;
後で気持ち悪くなってしまいました・・・。 







そして ここÖzcanlarで有名なスイーツがストゥラッチ! だそうです^^
みな これ食べていたので 話の種にうちらも注文。   ・・・で 納得^^
美味い♪   牛乳嫌いの私が言うのもなんですが 食べれます!笑
砕いたヘイゼルナッツがのっけてありますw







そしてダー様セレクトのぶどうジュース^^  ワインの手前ね^^  
ワインになってない まだジュースの状態物です。笑
味はふつーです。  断然ワインの方がいい! ワタシはw








そしてサービスのお茶。
何だかんだとおしゃべりしているうちに ひとり4杯くらい飲んでました^^;




お腹もいっぱいになり 目指すはダー様とそのご友人たちが 週末通ったというロカンタを探しに再び町中へ。

なんか思い出巡りツアーみたいになってきましたが^^;

遠い記憶を辿りながら 年月と共に変わってしまったテキルダーの町で
果たして この後見つけることができるのか! その思い出のロカンタとやらを!


またつづく・・・。




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            =本日の映画=



★前々から気づいてはいたが これで完全に時代は終わったなw
 アメリカという名の時代はw  
恐ろしく幼稚でツマラナイ映画・・・。
 マット・デイモンもジョディー・フォスターも気づいていないのか。
 こんな映画に出演するなんて・・・。  こんな子供染みた映画
 ドンチャンやってる時代はとっくに過ぎたのに 未だ気づかず 
 こんな映画作ってるんだから・・・。 アメリカもご愁傷様ですな。笑