流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

八月

2017年08月01日 | 日記
今月の
寺たより 速報です



原発事故から六年目

今年も 
教化センター企画
『子ども禅キャンプ』に

四国の
曹洞宗寺院が
浄財を 寄せ合い

被災地各所から
招待した 子どもたち 
22名が 参加してくれました

居住地域は 除染が進んでも
山河は まだまだ 手付かずの状態で

初めて海に入った

嬉しそうに 
話す子どもさんも いて

復興未だしの感を 
強くした 禅キャンプでした

禅キャンプからの帰路

津田の松原で
冷かけを 一杯

揚げ物メニューの 
三日間を 過ごした身には
エッジの立った もちもちの麺と
深い旨味の イリコ出汁は 何よりのご馳走

   

ああ、なんとか香川に帰ってこれた
  やっぱり うどんが 一番だなあ・・・

と 独り言ちた和尚です


八月は
亡き人が 帰ってくるというお盆月

食べ物から 
よみがえる 思い出もあります

一年ぶりに 
亡き人と 再会して

一緒に 食するのは
どんな 懐かしの味ですか?

思い出の 
一品を 添えた食卓で

故人と共に 
心静かな ひと時を 
過ごすことが できますように 

         和尚 合掌
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