生きること、死ぬること

昨日
暗くなってから　子供と外に出ると
雨水タンク用の　板屋根にトンボが止まっていました



この暗さでは
鳥に襲われる心配もないということか？　と思いながら　

それにしても　じっとしてるねぇ　などと話していたのですが・・・


今朝
外に出てみると　トンボは　地面にひっそりと落ちていました

ヤゴの時代の水中から
大空を舞う世界に飛び出して

トンボとしての　時間と命を
鳥や　クモの巣に　奪われることなく　寿命を全うしたようです


そして

そんなトンボに別れを告げて　新居浜に行くと
どうやら　羽化して　まだ間が無いような　アゲハを　駐車場で発見



もう少し　近寄って見ようとしたら
ゆっくりと　ヒラ～リ　ヒラ～リ　と　羽ばたきながら　杉林の中に消えていきました


この世を離れるものがいて
この世に生まれるものがいて


そうやって
静かに　穏やかに　滞ることなく　時が流れていくのですね