世代交代

私が社会人になったばかりの頃、現在の北街道沿いの商店の

2代目さんとその父親の激しい確執があちこちで繰り広げられていました。

「オヤジのやり方は古いだよ！」「わざわざ苦労の多い道を選ぶことはない！」

先代は苦労して築き上げた店舗を息子に潰して欲しくない。苦労させたくない。

跡取り息子がそんなことで家出なんてことがよくありました。

毎夜のように鷹匠の居酒屋に集まり、熱心に商売のことを語り合う、

オヤジではなく先輩たちに指導を受ける。

その2代目さんたちがもう70代も中盤に差し掛かろうとしています。

そして、宇宙人のような次世代にバトンタッチがそこここで起こり始めています。

写真屋さん、作業衣屋さん、スポーツ店、花屋さん、ピザ屋さん、和楽器屋さん、

お菓子屋さん、酒屋さん、学生服屋さん、外野から見ていると商売替えも含み、

問題なく円滑に交代劇は行われたように伺えます。というより、もう

3代目の時代にも入り始めています。訳のわからない時代です。

今年覚えた言葉に「壁ドン」や「てへぺろ」、ますます昭和が

遠くなってゆきます。明治は遠くなりにけりという言葉が懐かしいです。


鷹匠にも次々と若い世代がチャレンジしています。昨日「日曜展」

をひらかれたPILOTIS（ピロティ）さんは86期Oクボ君の姪御さんのお店、

その近くの「水曜文庫」さんのお母さんは私の家内のシャンソン仲間（故人）

お母さんの意を汲んだご商売のようです。

そこから、私の実家と先輩の「フローラ45」さんを通り過ぎると

アメカジの店「Blisswear Clothing」さん、今年お父様がお亡くなりになりました。（銭座町の開業医様）



さてさて、「昭和“も”遠くなりにけり」とは申し上げましたが、

今朝の国分君のTVで取り上げられていましたが、実は部分的に

近づいてきています。番組では金井克子の「他人の関係」がBGMとして流れ、

昨日の新聞記事ではエスパルス・ドリプラのカフェですか？オヤジダンサーズ
のような記事、TVではジュリーにハマるおっさんも紹介されていました。

こうですよ。

こうですよ。

こうですよ。

こうですよ。

作戦変更するか？