2006-2015 ひねくれた日常

資本主義の欲望にまみれた日常生活はとても楽しい。いつまで楽しく暮らせるのだろう?いつまでも楽しく暮らすために考えよう。

資源高騰で日本の景気減速

2008年08月26日 | 地球のこと
今日本では、ガソリンが値上がりして、運送業や漁業などの燃料が経費のほとんどを占めるような業種は燃料の値上がりを価格に転嫁できないで苦しい経営をしています。

そういうニュースを毎日目にしています。

今日見たテレビでは、スーパーも競争が激しいので仕入れ値が上がっていても商品価格に上乗せできないで赤字で売っている商品もあるそうです。

輸出も不振で、下請企業は在庫を抱えているそうです。

そうやって、ガソリンが高くなったために消費者は倹約をするようになり、物が売れなくなって、物の値段を上げるわけにいかないという、かつてない難しい経済の状態になっていると言うことです。

私達消費者にしてみれば、賃金が上がらないのに物の値段は上がっているのですから、節約するしかないのです。





資源の高騰は、鉄鉱石や石油、希少金属、全ての資源におよんでいるとのこと。

それって、中国がたくさん買うから値上がりしたと言っているのですが、需要と供給の関係で値上がりした当たり前の経済の法則だと言っていましたが、地球の資源の底が見えたからだと思うのです。

地球の資源がもうないからとは、NHKで言ってはいけないのかもしれません。

でも、もうないのだと思う。

だから、これから先、資源の価格はだんだん値上がりしていくのでしょう。

資源のある国では、すごい景気に湧いていて、オーストラリアの鉄鉱石の産地などは30人に1人の割合でクルーザーを買ってレジャー三昧なのだそうです。

地球の資源を掘って売って儲かると言うのは、間違っていると思うのです。

地球の資源は地球の自然のもので、本来人間のものではないはずなのに、たまたまその土地に住んでいた人間が自分の物として、他の人間に売って儲けているのです。

その儲けたお金を、クルーザーを買って遊びに浪費するなんて愚かです。

でも、私にも気持ちは分かります。

短い人生に訪れた、チャンスと言えば言える。

思い切り遊んじゃえ!! って思うでしょう。

人間がそういうことをすると地球がどうなるのか、分かった今でもやめられないのですね。

それはともかく、

日本だけでなく、日本の輸出先も、物が売れなくて値段を高くできないのです。

輸出をすると損をしているといます。

物が売れないってどういうことでしょう?

必要なものしか買わないから、売れないものがあると言うことではないでしょうか。

要するに、作りすぎて、売りすぎていたのです。

供給が多すぎるのです。それを買いすぎていたのです。

だから、これからはどんなに経営努力をしても、廃業せざるおえない業種が出てくることでしょう。

そうやって、少しずつ経済が小さくなって、やっと需要と供給がつりあって値段も適正に落ち居つくのだと思います。



そのころには、日本は脱石油、資源の徹底リサイクル社会にならなければなりません。

食料もできるだけの自給を目指します。

テレビの先生も言っていましたが、これからは農業と新エネルギーの創造の時代になるのだそうです。


これから仕事に付く人は、どういう業界が発展するのかよく考えて仕事選びをしないといけませんね。

運悪く斜陽の産業にいた人は、次はよい業界に入りましょう。

国内だったら、農業とリサイクルとエネルギー関係がよいでしょう。

あとは中国や外国が夢中になって買ってくれそうな日本だけが作ることのできる高級品です。

資生堂はその路線でいくようです。

ロシアの人などは日本の家電製品を絶賛しています。

デザインが洗練されている、壊れない、省エネ、他国の製品は問題になりません。

日本はまだまだ大丈夫。

元気があるうちに、早く対策をはじめることです。

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