2006-2015 ひねくれた日常

資本主義の欲望にまみれた日常生活はとても楽しい。いつまで楽しく暮らせるのだろう?いつまでも楽しく暮らすために考えよう。

資本主義は途上国をめざす

2010年02月10日 | 資本主義の行くところ
日本は自由な競争をしてお金儲けをする資本主義の国です。

中国もロシアも社会主義の国だけど、経済は資本主義のやり方を取り入れて競争をしながら発展することにしたようです。

共産党政府の管理する計画経済では経済が発展しないことが判ったからですね。

ところが、先に資本主義を取り入れたアメリカを代表とする国々では、資本主義はすでに行き詰まりはじめています。

国内では造った物が余りはじめて売れなくなってきているのです。

それで買ってくれるところを求めて、まだ買うものがたくさんある国をみつけています。

中国は人口も多いし、まだ国民が豊かになりたくて意欲のある国なので、世界中の資本主義が行き詰まりつつある国々が狙っています。

でも、中国はすでにすごい勢いで発展しているので、消費を内需に転換して、外国からものを買わなくなっていくだろうし、近い将来いづれ行き詰ってくることは予想できます。

地球は小さい星だったのですね。

世界中が資本主義をやって、競争でたくさんのものを造り、人々が物を所有してもう充分になったら、いづれ買う人がいなくなるわけです。

今は、資本主義は先進国の中でいっぱいになり、外へあふれ出ているという状態です。

資本主義のおおもとになる資源は世界中からなくなりつつあるので、各国が自国のために確保に走っています。

このままでは、資源がなくなって物が造れなくなった時に資本主義は自然にやめになるのかもしれません。

そうならないためには途上国には悪いけど、今のうちにたくさん物を買ってもらってそのお金で自然エネルギーへの転換を果たさなければなりません。

途上国には悪いけど、自然エネルギーの技術を開発して、普及させるのも先進国が先です。

先進国はその技術で途上国を援助するのです。

それでいつになるかわかりませんが地球全部がクリーンで豊かな国になるのかもしれません。

食料が自給できて、エネルギーも自給できたら、今のようにグローバリズムだなんて言って、攻撃的に他国へ物を売らなくてもすむし、脅かされて物を買わなくても済むのではないでしょうか?







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