2006-2015 ひねくれた日常

資本主義の欲望にまみれた日常生活はとても楽しい。いつまで楽しく暮らせるのだろう?いつまでも楽しく暮らすために考えよう。

中国はどうなっていくのか?

2007年09月08日 | 世界のこと
<< 民主主義で資本主義経済の国になってしまう場合 >>

中国は人権の無い社会主義国ですが、このまま経済発展を続ければ、民主化の要求は強まっていくのだと思います。

昔、天安門事件というのがあったけど、あれは確か民主化の要求を国が力でねじ伏せたんだったと思う。

庶民がお金持ちになって、教育を受けると民主化を求めるようになるらしい。

よそに民主的な人権のある国があるって知っているのですから、黙っていられないでしょう。

民主化の流れは強くて抑えられないと思っていれば、中国はオリンピックが終わって近代国家の仲間入りをしたら、民主国家になるのかもしれません。

中国が目指しているのは、アメリカをしのぐ大国になって、民主的で資本主義の国に変身することではないでしょうか。

第2のアメリカになってどうする、っていうのもあります。

民主的で資本主義経済というのが、どうなるのか見て分かったはずです。

でも、なるようにしかならない流れがあるなら、アメリカみたいになってしまうのでしょう。




<< 社会主義で資本主義経済の国になっていく場合 >>



社会主義で資本主義経済ってありえるんでしょうか?

中国はこのまま経済大国になれるでしょうか?

中国政府は、高い教育を受けたお金持ちの庶民をどうやってコントロールするんでしょう?

教育を受けたお金持ちは、民主化を求めるのが常のようです。

力で押さえ続けられるのでしょうか?

お金持ちを貴族化して、特権階級として手なずけるんでしょうか?

それは無理です、ブルジョワは敵のはずでした。

中国は人口が多いので、全員が発展の恩恵を受けることはできないでしょう。

主な都市部と、そこに暮らす人たちだけがお金持ちになって、世界の先進国と数字の上で負けない国内総生産や発展振りを確認できればよいのでしょう。

国内の格差や、差別をあえてそのままにすることが味噌かもしれません。

超貧乏な人たちは、あまり地球の負担にはなりません。

改善の努力はしているけどなかなか難しいと言い続けて逃げるわけです。

日本の江戸時代の政策もそうでしたが、はっきりそれと分かる下の身分の人々の存在は不満をやわらげます。

教育のあるお金持ちを分からないように優遇していけば、社会主義のままでも続いていくのかもしれません。

それに、民主主義の国では選挙があるので、政策が庶民の目先の利益に偏りすぎて、または、政治家が当選するために庶民におもね過ぎて、大きなことができないです。

ちょっと前ですが、中国はエネルギー対策として、風力、水力、太陽光発電を、石油に代わるエネルギーとして大幅に設備を増やすと報道されていました。

中国では、そういうことがすぐできる。

社会主義のまま発展した方が、これからはいいだろうとは思います。

人口の多い国なのだからコントロールできなくなったら地球に致命的になるでしょうから。


<< 新システムの国 >>

もしかして、胡錦濤さんがすごいことを考えているのかも。

なにしろ当事者ですから。





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