これから子猫の季節です🐱
譲渡会も子猫が増えてくると
大人猫はお休みとなります。
子猫ってドドドって
押し寄せてきますね。
SNSをみてるとたくさん子猫が
保護されています。
保護猫活動は、子猫や
里親さんを見つけやすい
人馴れしたかわいい猫を優先させて
譲渡していきます。
人馴れしてないまたは治療中の猫は
なかなか譲渡ができません。
ケアも時間がかかります。
人馴れしてない猫を保護する時
1年はかかると思って保護します。
最近までうちにいた母猫で気が強いナツは
2年近く保護されていました。
たくさんの猫のお世話をすることは
お世話も費用も時間もスペースも
限りがあり、保護団体といえど
大変なんですね。
キャパはすぐいっぱいになります、
譲渡ペースをあげて
全体の数を減らしていくことが必要です。
だからといって、譲渡はそんな簡単ではないです。
適性飼育をしてくださる
里親さんは有限なのです。
保護がいっぱいだとケアに時間がかかり
譲渡するための活動がおざなりになります。
譲渡会に行ったり、かわいい写真を撮ったり
SNSにあげたり、アピールも必要です。
何もせずに良縁は巡ってこないのです。
ミネットさんのクッキーいただきました。
保護活動者の家には
そんな保護猫がたくさんいます。
猫って単独行動を好み
多頭飼育にあまり向いてないです。
適正飼育が何匹がいいのかは
家庭の事情によりそれぞれですが
理想は仲のいい1〜3匹くらいまでの頭数で
なにより飼い主に可愛がられるのが
猫の幸せなんですね。
猫が過密している状況は
どうしても猫の生活の質を
下げてしまいます。
病気の発見が遅れたり
感染症が蔓延しやすいです。
たくさんいてはストレスとなり
喧嘩やマーキングなどの
問題行動が起こったりもします。
特に子猫は免疫が弱いです。
感染症の蔓延が怖いです。
群ごとの管理が必要となります。
保護されている期間は
短い方がいいです。
かわいい〜
大人猫でも
甘えたな猫はかまってもらえず
ストレスを溜めます。
怖がりな猫は
人馴れが進みません。
家庭内野良になってしまうこともあります。
シニア猫は他の猫が苦手で
ケージに入れられてしまったり
動物福祉が守られず
結局、譲渡が進みません。
キャリアの猫も譲渡が進まず
年々、そんな猫が増えていきます。
＊
保護活動をするなら
*シェルターメディスンを学びたいですね！
動物保護施設（シェルター）における
獣医療（メディスン）のことを指す。
シェルターメディシンの目的は
『群の健康を維持し心身ともに健康な動物を1頭でも多く譲渡すること』
＊
わたしも自己流で保護活動をはじめ
試行錯誤でやってきましたが
こういったデータをもとに科学的に
保護活動をした方がより効率的に
猫を幸せにできるのだなと思います。
そしてその空いたスペースで
また次の猫を保護することができます。
猫の活動をしているとどうしても
保護が必要な猫と出会います。
たくさんの猫がいて
ケアが行き届かない
譲渡が進まない
里親さんの見つかりにくい猫で
スペースが埋まってしまっては
次の保護ができない状況となります。
僕もまってるよ〜
保護したらケアをして譲渡する
というのは活動をしていて
とても大事なことなんですね🌟
保護をしたらしっかり譲渡する。
譲渡率をあげたいです。
だから必死で里親探しをしています。
大人猫はどうしても時間もかかります。
子猫でも長く保護されてる猫もいます。
譲渡というのはエネルギーのいる
大変な活動ですが
やっぱり猫は、飼い主のいる猫になって欲しい！
と私は思っています。
そのためにTNRや地域猫活動の啓発をしています。
猫が幸せな家猫となってくれること
それが人も猫も幸せにするんだと思います。
保護活動って公益性のある
社会活動なんですね。
誰しも決してひとりの力で
活動してるわけではないです。
いろんな方のお力添えがあっての
活動だと思っています。
そして一匹だけ、自分の猫だけ
幸せになれたらいいわけでもない。
より多くの命を救う活動として
人も猫も幸せに共生する社会を
実現していきたいです。
ナツも美空ちゃんも少しづつなれてきましたよ。
あとは時間ですね〜
もちろん現場の繁殖も
抑えながらの活動です。
少しでも幸せな猫が増えるように
今年も子猫シーズンがんばろう✨
とはいうもののうちは大人猫が来ました。
またご紹介します。
人馴れがんばろう。
保護猫の選択をお願いいたします☘️
