猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

「ノラ猫を葬ろう」の看板問題、その後、、、

2018-04-08 09:38:59 | TNR活動とその他

「人命を奪うノラ猫を葬ろう」看板問題のその後、、、

前回記事「ノラ猫を葬ろう」という看板を設置し続ける町会

 

3月に看板問題を発信しましたところ

ものすごく反響があったようで

市役所にものすごい問い合わせが全国から来たそうです。

それに対して

「葬ろうは以前、大阪府の動物愛護部局が行き過ぎた

表現なので改善したとの回答(ペンキで塗られてました)

今後の対応も大阪府が対応されると聞いています。」

といった内容の文面を返答されていました。

 

ですが、どなたかが教育委員会や

大阪府の愛護センターなどに連絡されたようです。

まず、高校中学、小学校の通学路にあるものは

学校の敷地にあるものですから

教育上好ましくないと教育委員会のほうから

撤去するよう、すぐに指導がはいったそうです。

これで簡単に2つの看板がとれました。

小学校の通学路もスッキリ!

 

市の駐車場やフェンスにも看板が設置されているのは

どういうことですかと問い合わせると

許可はしていない、存在を把握していなかった

と回答されていたそうです。

2カ所 市役所の駐車場の中と掲示板の下 

両方撤去され

横倒しになってました。

 

道路にかかっていた市有地にある看板は

すべて撤去となりました。

14枚ある中、市有地の7枚が撤去となりましたが

まだ7枚は幼稚園の横の民家や倉庫に貼られています。

これは、勝手にははずせないようです。

 

私たちも今回市役所の方へ思いの丈をぶつけ、要望しました。

今後、残りの看板は大阪府の指導のもと、連携して

町会に申し入れをして、文章の是正を促していく

と返答していただいています。

市役所もきちんと対応してくださりよかったです。

できれば早く撤去していただきたいです。

今後は大阪府の方にも要望を出して行こうと思います。

小学校と保育園の間 ビフォアー

アフター

集会所前 ビフォアー

アフター

あと2カ所の「人命を奪うノラ猫を葬ろう」の看板ですが

「葬ろう」だけ、新しくペンキで塗りつぶしていました。

以前も塗ってたのが、はがれて浮き出てたんですよね。

この平成30年にペンキで塗ってまでも

この看板を掲げている姿勢に涙がでてきます。

今までどれだけの猫が葬られ、犠牲となったんでしょう、、、。

1カ所は市有地、道路なので撤去となりました。

まだGoogleマップでは写っていますが

半分は撤去になりました。

13年とることができなかったのですから

半分でもうれしいです〜

 

あとここの市で猫を駆除することを正当化して

虐待、殺傷することをネットに書き込む

動物虐待愛好家がいるようです。

この町の看板と関係があるのでしょうか。

 

こういう看板をかかげていては

動物虐待を助長することになります。

猫を残酷に殺して楽しんで、その次は、、、

小さな子どもにエスカレートしていくことを

恐れないとなりません。

子どもたちがそんな大人になるかもしれません。

猫排除看板を掲げる事がどれだけ危険なことか

大きな問題であることを知ってほしいです。

 

近所で猫が何者かに虐待されているのではないか

と感づかれたなら

警察や動物愛護畜産課、保健所に相談してください。

虐待は周囲が知っていても黙認している場合があります。

怖いからそんな面倒な事に関わりたくないと思ってしまいますが

大きな事件になる前に食い止めて行かないといけません。

声をあげる、誰かに相談するなどしましょう〜

 

 

ただ今回いろんな話をきいていると

小さな古い高齢者の多い町では

猫を駆除する事を当たり前のように思っている

世代がまだ多くて、インターネットもされず

まったく新しい知識、情報がはいらないようです。

4年前も近くの町に農薬入りの餌がまかれ

猫が殺されたそうです。

虐待目的でなくても、駆除されている猫は

たくさんいると思います。

 

問い合わせの返答によると

市は猫の苦情にたいしては、餌をやらない

ごみを掃除しておく、保護団体に相談すること

をすすめているそうです。

これでは、猫の苦情は減らないでしょう。

猫が増えても、誰も何もしないとなると

自分たちで駆除するしかない

と思われるのかもしれません、、、。

 

こんな看板がおかしいと反対意見をいうだけで

攻撃の対象になったり

住みづらくなることを懸念してしまい

誰も何も触れない、、、。

その弊害を考えると、恐ろしい事です。

何も起こらないことを願うばかりです。

猫が殺されている町、、、

安心して暮せる町といえるのでしょうか。

 

これからは、ここで葬られた猫たちのためにも

子どもたちが健やかに成長できるよう

愛護動物を虐待、殺傷することは犯罪である

動物愛護法というものがあり、野良猫でも駆除はできません。

どんな理由があってもやってはならないことなんだと

指導、広報して認識を改めてほしいです。

 

町のひとたち、猫の被害に困っているのだと思います。

住民が猫の問題に困ってるなら

TNRをすすめ、猫の餌やり管理をして

猫の数を減らしてほしいです。

町の猫問題に正しい指導を行ってほしいと思います。

それは行政にしかできない仕事だと思うんです。

私たちにできることがあれば、なにかお手伝いします。

看板をとっただけでは、解決できない問題です。

 

まだまだ終わってませんが、、、

多くの方にご尽力いただき、感謝申し上げます。

 

追記:猫の問題で困っておられるなら、お手伝いしましょうかと

町会に申し出ると、今は困っていないと返答があったそうです。

私たちも何度もいったのですが、猫は見かけませんでした。

あとこういうのは、数がものをいいます。

市も対応せざるをえません。

みんなの意見を町会に申し入れるといわれてました。

意見、要望は、富田林市役所、大阪府の動物愛護センター

にお願いします。

 

 




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コメント (2)
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