猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

タビちゃんとミッキーちゃんの絵が届きました!

2017-09-06 21:04:53 | Cat'sdaylife.物販、啓発活動、猫ともクラブ

もっと前に届いていたのですが

7月に城下町にゃんこの会マルシェで熊沢先生に

書いていただいた似顔絵が届きました〜

うちのタビちゃんと娘のミッキーちゃんです。

かわいい〜〜!!

 

ミッキーちゃんはママが大好きな三毛猫だったんです。

保護家の外にタビがいて、毎日窓を眺めてママが来るのを楽しみに

待っていて、なかなか人馴れしないので、自宅に連れ帰りました。

連れ帰ったとき、それはものすごい夜鳴きでした。

ミッキーちゃんがママを忘れて親離れした日だったんですね。

 

ミッキーちゃんは熊沢先生のところで、他の猫ちゃんに甘える

末っ子ちゃんになって、のびのびと楽しく暮らしています。

いつもSNSでそんな様子を見させてもらっています。

優しいタビちゃんの眼差し、ミッキーちゃんの甘える

うれしそうなお顔に、目が潤みます。

絵の世界はいいですね。

ほんとうに素敵な絵をありがとうございました。

リビングに飾らしてもらっています。

 

これは和歌山の城下町にゃんこの会のイベントで行われて

いたのですが、売り上げは、猫の活動資金に使われます。

 

こういう猫の活動をするには、やはりお金がかかります。

みなさんただ暇で猫が好きでやってるわけじゃなくて

そこに大きな社会問題を感じ、こんな社会をすこしづつ

変えようと取り組んでおられると思います。

 

特に大きな団体さんは、できない人にかわって

たくさんの猫をレスキューされておられます。

活動内容をみると本当にすごいです。

こういう問題は、社会全体で負担していく必要が

あると思います。

  

保護するには、やはり医療費がかかります。

大体の金額は

手術代 5000〜7000円

ワクチン 2000〜4000円 初年度2回打ちします

ウィルス検査 3000円 2回する事もあります。

駆虫代 1500円 しつこい虫もあり最低2回は必要 

検便 1000円 ゆるくなれば、何度も検便にいきます

治療費 猫風邪の抗生剤やインターフェロン 内服、注射など

診察料 500〜1000円 そのつど初診、再診料とかかります。

保護期間が長いほど、餌代やトイレの砂のお金もかかります。

場所も必要ですし、人なれやケアに時間も必要です。

子猫も乳飲子ともなれば、授乳に排泄のケアが必要ですし

急変しやすく目も離せません、ミルク代もお高いです。

譲渡となると交通費、駐車場代もかかります。

うちは、里親さんがお心付けをくださることもありますが

ワクチン代や手術代の負担を里親さんにお願いして
 
かかった医療費は、すべて持ち出しとなっています。
 
うちはそんなに保護数は多くないし、自分たちのできる
 
範囲と決めてやってきました。

今までの領収書はノートにはって保存していますが

どれだけかかったかは、計算した事がありません。

 

 

一緒に活動している方が、今の保護活動者の譲渡費用が

安く、持ち出しが多いのではないかといわれていました。

医療費はボランティアが遠くても協力病院へ行く事が多いので

これでも普通の動物病院へ行くよりも安いです。

怪我や病気で入院や手術をするなど、個体によれば

ものすごく医療費がかかる場合があります。

その医療費を平均値化して、里親さん1人の負担に

ならないようにしているそうです。

 

持ち出しが多いとボランティアが疲弊して続ける事ができない。

きちんと上記のことを説明すれば、里親さんは理解してくださる

方のほうが多いそうです。お金を払わないといけないと知ると

金儲けをしてると怒りだす人もいるそうですが、きっと実情を

知らないんだと思います。

個人の保護活動者でも全体的に譲渡金額を底上げしていく

必要があるのでは、とアドバイスしていただきました。

 

確かにそうですよね。 

活動自体は、無償の奉仕活動で、たくさんの時間を使っています。

せめてかかるお金はなんとか捻出しなければなりません。

 

TNRをするにも、手術代、のみとり代、連れて行く交通費

(高速代やガソリン代)がかかり、大抵一日2往復します。

4月のTNR現場も妊娠猫が多く、急いでましたので

自費手術が15匹程になりました。

堕胎費用や駆虫代、雌や風邪の猫には抗生物質もうちます。

病院によって金額にバラツキはあるのですが、だいたい

手術代 雄5000円 雌5000~7000円

堕胎費用 1000円(手術代と別料金)

駆虫代 1000円〜1600円(手術代に込みの病院もあります)

抗生剤 2000円(追加で使います)

15匹自費手術すれば、10万円ほどはかかります。

どうぶつ基金の手術代の無料チケットを使って出費をおさえ

そこの現場に関わる人たちで負担しあう事が多いのですが

餌やりさんや地域住民の理解がなければ、持ち出しとなります。

やはりこんな大きな負担を軽くする方法を考えないと

TNRをしようとする人はいないですよね。

TNRが広まらない1つの要因であると思います。

ここの現場もバザーで資金を捻出されたそうです。 

 

やはり、資金作りも大事ですね。

本当は自分のできる範囲で活動する事が望ましいと思いますが

ボランティアをしているとたくさんの猫に出会います。

そして皆さんほっておけず、命がかかっていますので

無理をしてしまうんです。

猫の問題は、どこでも起こりうることで、対処できる人が

少ないので、今ボランティアにとても負担がかかっています。

本来であれば、もっと猫の問題に対処できる人が増えて

支援を集めなくてもできるのが、理想なのですが

まだまだなかなかなんですね。

 

フリマをだす、猫グッズを作ってバザーで売る

今はインターネットで販路も見いだせそうですよね。

うちはお金があれば、もっと活動できるようになるわけ

ではないと、資金作り活動は面倒で、お金のことは

あまり考えずにやってきたのですが

活動内容を知ってもらう啓蒙活動にもなるのではと

思うようになりました。

うちも外猫保護猫のニャンゲル係数が高いので

もちろん支出もすこし減らしたいです(笑)!

それにバザーやフリマって楽しそうですね。

 

フェイクフラワーを使って雑貨販売をしようかと思っています。

外猫のためにがんばっているボランティアさんの支援に

なればと思っています。

またそんな様子もお知らせできればと思います。

 

 

 

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コメント (2)
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