猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

12月のTNR活動、餌をやるなといわれ、3匹捕獲

2016-12-15 21:13:34 | TNR活動とその他

今月も団地のTNR活動です。

団地ってペット禁止でどこの団地にも必ず外に猫がいて

餌をやる人がいて、それを迷惑に思っている人がいて

餌をやるなという人がいます。

 

餌をやるから、猫が増える!とみんな口をそろえていいます。

当然餌だけを与えていれば、猫は繁殖し続けます。

猫が増えるのは、避妊、去勢手術をしていないからです。

餌をあげなければ、どこかいくと思っておられますが

猫はテリトリーから、なかなか動きません。

それに餌やりさんは隠れて餌をやるようになり

餌をやるなでは、問題はまったく解決しません。

繁殖制限、終生飼育の徹底ができない今

保護しきれない数の猫が外にいます。

今外猫には、TNR、地域猫活動これしか方法がありません。

 

 

夜の8時くらい捕獲作業を1人でいるとき

通りがかりの人に「何してるんや!」と話しかけられました。

「猫の捕獲作業をしています。猫が繁殖しないように捕獲して

手術します。」といろいろ説明しました。

すると「そんなんせんでも、餌をやらんかったらいいんや!」

とはじまりました。

 

こちらがいくら説明しても怒り口調で、聞く耳も持ちません。

にらみつけて逆上されます。

これ以上話してもどこまでも平行線、時間の無駄なので

「不審者だと思うなら警察よんでください。」というと

怒りながら電話をかけられました。

すぐに警察官が3人バイクで来てくれました。

他にも近所の人が出て来て大騒ぎでした。

お互いの話を聞いて調書をとって解散です。

 

先日も野良猫は処分するべきとテレビで発言があって

騒ぎになっていました。

猫は、ごみではありません。生きています。命です。

出て来た餌をやっている80歳のお爺さんが怒っていいました。

「わしは、なにより弱いものいじめをするやつは許さんのや!!」

とても強い、思いを感じました。

 

 

この大騒動の間にも、どさくさにまぎれて

猫が捕獲器にはいってくれました。

少し大きくなった春生まれのの子猫たち。

手術前の写真なのですが、、、

グレーちゃん オス 大暴れして爪から血が、、、

シロキジちゃん メス よく鳴く子です 触れます。

キジちゃん オス とても大人しい この子も触れる

 

さくら耳となって、リリースしました。

もう繁殖はしません。

いろんな人がいるけど、ここで生まれ、ここで生きていくしか場所が

ない猫たちです。

この子たちになんの罪もありません、、、。

 

手術さえすれば増えないし、外の猫は2〜3年しか生きる事が出来ません。

きちんとマナーやルールをつくって、管理していけば

猫は減り、猫による被害も減ります。

処分する以外に被害を減らす方法が、あるのではないでしょうか。

 

もっとみんなで考えていく必要があるのでは、、、。

地球にはたくさんの動植物が暮らしています。

人間だけが暮らしているわけではないのですから

うまく共生していく工夫をすればいいのでは、、、

まだまだ経験不足ですが、理解を得られるように

もっと努力しなければいけないですね。

 

 

私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する

さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。

今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ

基金から3頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。

公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に

心より感謝申し上げます。

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いつか野良猫がゼロになる日が来ますように。

ご訪問ありがとうございます

 
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