猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

9月の活動、迷子捜索、TNR後の見守り、外猫の最期、、、

2016-10-08 22:24:24 | TNR活動とその他

9月の活動です。

5兄妹の保護、里親さん探しをしながら、、、

 

近所の迷子猫の捜索をお手伝いしました。

スーパーのちらしで迷子猫を捜索されていたのですが

ちょうど猫を見かけたので、ご連絡しました。

するとどうやら恐がり猫で周りをうろうろしているのに

一ヶ月以上家に帰って来ないそうです。

心配ですよね〜

このまま外猫にするのはもったいない〜

捕獲したら家猫に戻れるんだから

こんないい捕獲はないとお手伝いする事に〜

捕獲器で保護するため、同じ時間に餌付けをしようとしたのですが

なかなかバラバラで、3台くらい仕掛けようかと思っていたら

数日後、庭に帰ってきて、だっこできたそうです。

脱走してから2ヶ月近く、家の周りにいました。

私たちが呼んだだけで、激しく返事してました。

本当は帰りたかったんだと思います。

恐がり猫は、捕獲が難しいので、気をつけないといけませんね。

猫は外が好きですが、猫にとって危険がいっぱいなんです。

家の中で飼育することが、猫にとって何よりの安全です。

猫の寿命が延びた最大要因でしょうね。

外を知らなければでていきたいとはいいません。

開いていれば、猫はでていくものと考えて、脱走させないように

日頃から毎日なんらかの脱走対策が必要です。

あと脱走したらすぐに探してあげてください。

出て行った場所も開けておいたら帰ってくるかもしれません。

寒くなる前に帰ってこれてよかったね!トムくん!

 

あと先月は大阪ねこの会の手術日に猫の捕獲をお手伝いしました。

恐がりの茶トラくんを捕獲して、手術へいったのですが

その後出血が止まらなくなり、入院して、止血を確認しての

リリースになりました。

 

その後餌場に現れません、、、。心配です。

今までTNRして餌場に来なかった猫は一匹もいませんが

数メートル先に餌場を変えた猫はいました。

捕まえられた場所は怖いんですね。

猫も血が止まりにくいとか、高齢で持病があったり

麻酔アレルギーなんかもあって、不妊手術が100パーセント

安全というわけではないのです。

どこかで無事にいてくれるといいのにと思っていたら

10日後くらいに公園へ帰ってきたそうです。

みんな心配したんだから!!

でも帰ってきてくれて本当によかったです。

捕まえた私たちが行くとまた来なくなりそうなので

しばらく行かないようにします。

 

 

あといつも活動している公園で、茶白のオスのチャーくんが

3日ほど来なくなったそうです。右下の猫です。

チャーくんはいつも早く来ているのですが

食べるのが遅くて、最後まで食べている猫でした。

交通事故にでもあったのかとみんなで心配していたら

ひょっこり現れたそうですが、ごはんを食べないそうです。

他の猫仲間もチャーくんに駆け寄りました。

動けるようになって、餌やりさんや仲間に会いにきたんですね。

それだけ人恋しく、人馴れしているんだと思います。

チャーくんはしんどそうでしたが、足取りはしっかりしていました。

いつも目やにがすごくて、目の周りが汚れていたのですが

ますますひどくなっていました。

病院にいこうか、でも保護はできないしと考えていたら

突然走って餌やりさんのもとにすり寄り

ごはんを食べたそうです。

私たちもa/d缶を持って行って食べてもらいました。

でももう残された時間はそう長くはないと思います。

私たちが外猫たちにしてあげられることは

無力ですが、TNRがせいいっぱいです。

TNRは殺処分ゼロへの近道でもあるのですが

猫をTNRするのは、外猫たちにさくら耳をすることによって

地域の方に一代限りの生を認めてもらうものだと思っています。

人の勝手で野良猫として生きていくしかない猫、そのお腹をすかせた

野良猫をほっておけない餌やりさん、その野良猫によって糞尿被害など

迷惑を被りながらも我慢している地域住民、外猫にTNRを行う事によって

1代限り生きることを許してもらいたい猫ボランティア、TNR活動なんか

無意味だ殺処分しろ餌をやるなといろんな立場や考えの方がいます。

どうにかこうにか理解してくださる方を増やして

猫を殺さず生かす地域猫活動をすすめていきたいです。

 

チャーくんは野良猫ではなく、耳カットのあるさくら猫として

最期まで人と関わって一生賢命に生きています。

温和でけんかもしない新入りにも優しい、とてもいい猫です。

毎日お腹いっぱいおいしいごはんを食べて、仲間がいて

寝ぐらがあって、餌やりさんに優しくしてもらってチャーくんは

そこそこ恵まれているんじゃないかなと思っています。

 

この公園TNRをして1年経ちましたが、猫の数は変わっていません。

でも増えてはいないので、また引き続き管理して行こうと思います。

さくら耳のことを知っていて、声をかけてくださる方もおられます。

手術した事により、餌やりさんに直接苦情をいう人は

本当にいなくなったそうです。

これからもご理解いただけるよう、努めていきたいと思います。

 

涼しくなりましたので、また来月は

そんな外猫を減らす為に

TNRもがんばろうかと計画中です。

 
 

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今年は茶トラづいてる〜

ご訪問ありがとうございます。

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