日本祖国戦線

愛国社会主義(National Socialism)による日本及び世界の再建を模索する研究会です。

社会に満足しているのではなく、現状に慣れてしまったのだ

2017年04月12日 12時25分44秒 | 社会問題
「社会に満足」過去最高66%=防衛・外交、悪化の見方増す―内閣府調査

時事通信 4/1(土) 17:03配信
内閣府は1日、「社会意識に関する世論調査」を公表した。

 「現在の社会に全体として満足しているか」との質問に「満足している」と答えた人が前回調査比3.9ポイント増の65.9%に上り、2009年の設問開始以来最高を2年連続で更新した。「満足していない」は同3.9ポイント減の33.3%で過去最低だった。

 国の政策に民意が「反映されている」と思う人は、同4.7ポイント増の34.6%で過去最高水準に迫った。「良い方向に向かっている分野」(複数回答)としては、「医療・福祉」(31.4%)、「治安」(22.0%)が共に同2.2ポイント増と伸びが目立った。

 「悪い方向に向かっている分野」では、「防衛」を挙げた人が設問開始以来最高の28.2%(同4.0ポイント増)に上った。内閣府の担当者は「北朝鮮の核実験・弾道ミサイル発射など、安全保障環境の厳しさが表れている」と分析した。「外交」も26.7%(同8.1ポイント増)と急伸した。

 満足している点を複数回答で尋ねたところ、「良質な生活環境が整っている」43.2%、「心と身体の健康が保たれる」27.0%、「向上心・向学心を伸ばしやすい」17.8%の順で、いずれも前回調査比でほぼ横ばいだった。

 満足していない点としては「経済的なゆとりと見通しが持てない」が43.0%(同1.4ポイント減)とトップ。「若者が社会での自立を目指しにくい」35.5%(同1.6ポイント減)、「家庭が子育てしにくい」28.7%(同0.2ポイント増)と続いた。 

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内閣府が、どのようにサンプルを集めているのか非常に気になるニュースです。

Yahoo!のアンケート結果を以下に表します。





これを見れば、「満足していない」方が多数派であることが分かります。

内閣府の調査は自民党の工作ではないかと考えます。

アベノミクスは事実上破綻し、格差社会が進展しています。
それは、内閣府の調査でも隠せないようで、「経済的なゆとりと見通しが持てない」と数字に現れています。
若年層の所得が低く「自立を目指しにくい」ことや、保育園不足により「家庭が子育てしにくい」ことが明らかになっています。

また、安倍首相が熱心な筈の国防においても、日本は危機に晒されています。
日本は、アメリカ帝国主義と北朝鮮主体主義の戦場にされようとしています。

しかし、それらの社会問題は今に始まったことではありません。

数十年前から、新自由主義によって格差社会が進展し、若者の貧困化とそれに伴う少子化の問題はありますし、外交的に見ても米・露・中・朝に囲まれた情勢も昔からです。

何ら解決されていません。

即ち、今の国民は「社会に満足しているのではなく、現状に慣れてしまった」のです。

悪い状況も、それを当たり前のように感じてしまえば、改善する気も起こりません。
今の私達は、暗黒の中にいるということを再認識しなくてはいけません。

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