棄てちゃえ～ ポィ♪

物をすてるのが苦手です　
いただき物の包装紙やリボン、古着、雑誌・・・。
結局ごみになってしまうことも多いのですが、もったいなくて
でもね、心の重荷はいさぎよく棄てます　
プレッシャーや怒りや言えない言葉・・・溜めに溜めていたけど、
もうパンパンで入りきらなくなったからね　
子どもの頃はいつも良い子になろうと努力してきました。
泣きたくても、言いたくても、ふざけたくても、顔に出しませんでした。怒られるもん　

自分が親になった今、良い親になる気も、子どもを良い子に育てようという気もゼロ　　
立派な親子は疲れます　
ありのまま、のびのび自然体がいいと思うんです　
人が人を思い通りに動かすことはできません、たとえ親子でもね。
されるほうは苦しいもん　　するほうは楽かもね　
子育てで心がけている事があるとすればただ一つ、子どもの本音を聴くっていうことかな。
たぶん甘い親なんだろうな～、わたし　
でも、いいや、わたしにはこのやり方しかできないと思うから　


「おかあさん」　　三年　光山　良子

わたしがそうじをしたら
おかあさんが
「よしこがそうじをしたら
ザラザラしてるわ」
という
かたづけたら
「こんなとこ、おいたらあかんでしょ。
なんでも上においたらあかんゆうてんのに」
わたしにばっかゆいよう
おとうととけんかしても
「おねえさんやのに
ひとつぐらいまけときなさい」
となんでもわたしのせいにする
「ばか、あほ、おまえがいちばん
たいしょうとちがうのに
えらそばって、だいきらい」
といいたいきもち　　　　　　　　　　　　「せんせいけらいになれ」灰谷健次郎（理論社）より