今年最後のお仕事は、アルツハイマーのNさんの家への夕方の訪問でした。
訪問した時、Nさんは困惑していました。
「見知らぬ服がある」と言うのです。
Nさんの話はこうです。
外出から帰ってみると、見知らぬ服がハンガーにかかっていた。しかも、サイズも好みも自分にぴったり。いったい誰が家に入って、この服を置いていったんだろう?合鍵を持っている人もいないし、ましてやプレゼントしてくれるような親しい人もいないはずなのに。。。
足が悪いNさんは、日ごろ一人で外出しません。
多分、ご自分の服だと思います。
おかしい。。気味が悪い。。。とクビをかしげながら何度もその服を着たり脱いだりしています。
帰り際、その服にカバーをかけて見えないようにしておきました。
そして「これから事務所に寄りますから、さり気なく聞いておきますね。(贈り主が)分かったらすぐにご連絡しますから。詳しいことは明日お話ししますね」と言って安心してもらいました。
Nさんは、今日が何日かも何曜日かも解りません。
多分、なんとなく忙しない大晦日の雰囲気を感じて、なにか困惑してしまったんじゃないかと思うのです。
「また明日」と言ったけれど、本当は今度わたしが訪問するのは1週間後です。
それでも、いつも「また明日」と言って帰ります。
Nさんにとっては、次に会う日が「明日」だと思うから。
明日までお元気で、Nさん
訪問した時、Nさんは困惑していました。
「見知らぬ服がある」と言うのです。
Nさんの話はこうです。
外出から帰ってみると、見知らぬ服がハンガーにかかっていた。しかも、サイズも好みも自分にぴったり。いったい誰が家に入って、この服を置いていったんだろう?合鍵を持っている人もいないし、ましてやプレゼントしてくれるような親しい人もいないはずなのに。。。
足が悪いNさんは、日ごろ一人で外出しません。
多分、ご自分の服だと思います。
おかしい。。気味が悪い。。。とクビをかしげながら何度もその服を着たり脱いだりしています。
帰り際、その服にカバーをかけて見えないようにしておきました。
そして「これから事務所に寄りますから、さり気なく聞いておきますね。(贈り主が)分かったらすぐにご連絡しますから。詳しいことは明日お話ししますね」と言って安心してもらいました。
Nさんは、今日が何日かも何曜日かも解りません。
多分、なんとなく忙しない大晦日の雰囲気を感じて、なにか困惑してしまったんじゃないかと思うのです。
「また明日」と言ったけれど、本当は今度わたしが訪問するのは1週間後です。
それでも、いつも「また明日」と言って帰ります。
Nさんにとっては、次に会う日が「明日」だと思うから。
明日までお元気で、Nさん