宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

ペソ円 一旦退場

2024年06月05日 10時17分19秒 | 為替




 6.2に実施されたメキシコ大統領選の結果で、どうやらトレンド転換が起きたようだ。
レートの暴落は、二日に渡って起きた。
いつも通り、損切りとナンピンを繰り返し、低値掴みを展開して、一旦落ち着きを見せたかのような一日目。
その時は、これでいつも通りレートは戻る、ポジションは少し減らしたが、その分低値に掴み替えられた、後は時間が経てば大丈夫、と、高を括っていた。
その翌日は定休日で、朝から庭仕事をしていて、午後3時頃だったか、チャートを開いた直後、二日目の暴落が始まった。
それは、これまでの手法では資金に限界があることを示唆した。

 結局、最初に準備した証拠金まで戻した段階で、それ以上追いかけるのは断念し、全てを手仕舞い。
一時は一昨年の火傷をカバー出来る状態にまで膨らんでいたところから、急激に落ちた。
『あの時、利確しておけば』との悔いが残るが、勿論そんな負け惜しみはご法度。
だって、そのまま純資産を増やしていけば、スワップで日に3000円に届くところまでいってたのだから、年間で100万円の金利も夢じゃない、なんて、トラタヌ算用まっしぐらだったのだ、あの頃は。
何なら、税金対策まで考え始める能天気さ。

 これで一旦、退場して、態勢を整え直すことにする。
と言いつつ、チラっと覗けば、またいつもの復活劇が起こり始めている。

もっと底値で掴めるチャンスにフリーズしてしまったのが歯痒い。
しかし、それも結果論、実際、そのまま奈落の底に落ちてゆく可能性だって孕んでいた。
だから、それは仕方のないことだった。

 しかし、レートが戻る可能性もある、なんつって、性懲りもなく、10万通貨だけ買う。
その後、以下の記事に触れ、やっぱり損切り、950円の差損で、証拠金が元の額をギリ維持した状態。

 こんなメンタルじゃあ、まともに判断できない。
なので、退場、暫く勉強し直すことにする。

 なにやってんだか・・・







メキシコ・ペソ買いのもうけの戦略、大統領・議会選で一夜にして一変
世界の資産運用会社にとって、低金利通貨で資金を借り入れ、メキシコ資産に投資することが過去2年間、同国通貨ペソの上昇を背景に金もうけの常とう手段となってきた。
  しかし、これはほぼ一夜にして確実に稼げる手法ではなくなった。
  2日に投開票が行われた大統領選で左派与党のクラウディア・シェインバウム氏が地滑り的な勝利を収め、議会選でも与党が一段と勢力を伸ばしたことで、市場に動揺が広がった。この結果、ロペスオブラドール大統領が実現できなかった司法制度改革などをシェインバウム氏が推進することができる可能性が高まった。
  NWIマネジメント(ニューヨーク)のハリ・ハリハラン最高投資責任者(CIO)は、「メキシコ・ペソの揺るぎない上昇の局面は恐らく終わった」との見方を示した。
 メキシコ・ペソは今週に入り5%下げ、2営業日としては2020年以来の大幅下落率となった。一方、3日に6%余り急落した同国の株価は4日には反発した。
ペソ売りの動きは4日も落ち着く兆しがほとんどなく、ペソの1カ月物インプライドボラティリティー(IV、予想変動率)の指標は昨年10月以来の高水準に急上昇し、メキシコ資産のリスクプレミアムの突然の上昇につながった。
  これは財政の安定と良好な成長見通しを追い風にペソを買うという、先週まで投資家に2桁リターンを提供してきた戦略とは正反対の流れとなる。
ファン・エック・アソシエーツのポートフォリオマネジャーで、メキシコをアンダーウエートとしてきたエリック・ファイン氏(ニューヨーク在勤)は、「これは形勢を一変させる可能性がある」とし、「買いの好機とみる気にはならない」と話した。
  ペソ安は最終的に一過性なものにとどまるかもしれないが、政治リスクによって新興市場国投資の戦略が急激にひっくり返る可能性を鮮明に想起させる形となった。
原題:Money-Minting Peso Trade Upended by Mexico’s Election Shock (1)(抜粋)





メキシコ・ペソが2日続落、一時3%近い下げ-選挙の衝撃続く
Michael O'Boyle、Colleen Goko-Petzer
2024年6月4日 20:21 JST
4日の外国為替市場で、メキシコ・ペソが2日続落。選挙で与党勢力が予想外の大勝を収め、世界有数のキャリー取引の投資先だった同国に政治リスクが生じた。
  ペソは一時2.9%安の1ドル=18.1936ペソを付けた。前日は3.8%下げ、1日の下落率として2020年6月以来の大きさを記録していた。メキシコ株式市場の代表的な指数は3日に6.1%下落した。





以下は、Xのポストから抜粋。
今後の経験値の為に残しておく。


1

速報:メキシコ株式市場が2008年以来最悪の日を記録したため、メキシコの株式市場ETF $EWWは11%暴落しました。
メキシコペソも米ドルに対して4.5%下落し、1日としてはここ数年で最大の下落となった。
これはクラウディア・シャインバウムがメキシコの次期大統領に選出された後のことである。


2

メキシコペソ 大統領選に伴い-4%超
大統領選は織り込まれていましたが、3分の2の議席を確保して、「ねじれ議会」にならなかったことで、攻めの改革法通しやすくなったことによる、警戒売りでしょう
時間が立てば織り込まれますし、社会福祉の支出が増加する懸念で売られていますが、巡り巡って国を強くする施策も遅れて出てくるので、(日本も2013年からそうなっている)景気の面からは良いと思っています。
新興国でスワップ狙いの方は、普通に買い増しの局面だと思います。
というか、短期〜スイングで狙うような通貨じゃないですし、、、


3

メキシコペソ円情報。
大統領選でシェインバウム氏の所属するモレナ党が大躍進、下院では議席の3分の2以上を確保、上院にもその可能性。
この議会多数派を占めたことにより、なんと、マーケットに不利な憲法改正議論が進む恐れがある模様💦
ペソ円の下落はこれも要因との報道です。


4

ユダヤ人の共産主義者クラウディア・シェインバウム氏が政府を「女性と進歩的な運動のため」にすると発表したことを受けて、メキシコペソが大幅に下落した。
この女性はユダヤ人のシオニストです。
メキシコはベネズエラ、コロンビア、アルゼンチン、ウクライナと同じようになりそうだ....🎯


5

メキシコペソ190万通貨、トレイダーズも合わせると270万通貨。
0.1円下落で27万損、1円下落で270万損する。昨日0.4円以上下落した通貨をこれだけ持ってて大丈夫なのか?







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