私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2021/6/12 真理は厳しいもの
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自然界に存在する人間への掟(おきて)は
まことに厳しい。
しかも、これは千古(せんこ)変わらず、
久遠(くおん)のその昔から
永遠の将来まで、証として実存している。
真理は、
「おまえはそういう場合だから特別にみよう。
まあとにかく、
今度は機嫌のいい時に教わったようにおしよ」
ということは言いやしません。
真理は峻厳(しゅんげん)にして侵すべからず。
間違った生き方に対する正しい心構えが
万一にも用意されないと、たちまち、
事実があなた方に反省を促します。
その反省を促す事実とはいかにと言えば、
病なり不運なりです。
中村天風
------------------------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼嘆くよりも、積極的な方向へ心をふり向ける
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(以下、『成功の実現』第2章より引用抜粋)
病や不運は、
自分が生きるうえに何か誤りがあったがための
結果の現象なんです。
悔んだり、嘆いたり、心を弱くする暇があるなら、
本来の積極的な方向に心をふり向けかえる。
感謝や喜びで誤りを是正するほうへと、
自分の心を積極的にふり向けることが
いちばん必要でしょう。
結局、人生は、
自分の心のおきどころひとつなんです。
------------------------------------------------------
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます