宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

0円販促を成功させる5つの法則

2009年04月02日 10時38分25秒 | 本のこと


つぶれかけの酒屋を立て直すには?

大手チェーン=大手資本と同じことをしててはダメだ。
吹けば飛ぶようなちっちゃなところだからこそ出来る、何かがある筈である。

抽象的な言葉で言えば、それは「独自性」を打ち出すこと。
お客さんが便利、楽しい、安心といったことを感じてくれるような店作りをしなければならない。

具体的には?

まず、強く思うことは、新規獲得に血道を上げないこと。
売り上げ=客数×客単価
この方程式が頭から離れないもので、兎に角客数を増やそうとする。
離反する客数をカバーするには、新規獲得しかない!・・・なんて、つい思いがちなのだが、ここが落とし穴。

広範なエリアにがんがん新聞折り込みを投入するような資金的余力は既にない。
それに、その手法は「ランチェスター戦略」で言うところの「強者の論理」なのだから、我々弱者には元々そぐわない。
「弱者の論理」では一点集中を目指すしかない。

また、「パレートの法則」によれば、売り上げの8割は、2割の上顧客のそれで占める。

もう一つには、レスポンス率を考えれば、新規のお客さんに来てもらうよりは、これまで一度でも買い物をしてくれたお客さんの方が間違いなく確率は高い。

これらを考え合わせると、「今は新規獲得ではない」という思いが強い。


それは、新規を無視するというのではない。
商売人なら、心配しないでもその辺りのことは頭の片隅にいつもこびりついている。

だからこそ、一旦それを脇に置いておいて、「既存」のお客さんとのコミュニケーションを密にするベクトルを目指すべきだという結論に至る訳である。

不遜の誹りを覚悟で言えば、それは、今ある資源を有効に活用するという考え方にもなろうか。


その初手としてニュースレターを模索している。
勿論、これまでにも幾度と無く取り組んできたことだが、今回はそれをもっと「地域新聞記事」の状態に近づけたいと思っている。

身近な情報が盛り込まれた記事と、店主の声が一緒くたになったようなものを目指している。
端的に言えば、売り込まないDMである。

実は一昨日から作り始めてはいるのだが、これがなかなか難しい。

実はもう2年も前にもこんなことを書いてはいるのだが、最近も関連本を読み漁った結果、この本に出会った。

0円販促を成功させる5つの法則 (DO BOOKS)
米満 和彦
同文館出版

このアイテムの詳細を見る



この中には、中小店がすぐに使える実例が満載で、とても為になる。


私がなるたけ早く実行しようと思っていることを具体的に挙げれば、

・無料図書貸し出しコーナー設置
・インターネットで自店アピール(通販だけがネットじゃない)
・看板の設置(常に自店を宣伝)


それに関連した記事を盛り込むことで、「宝島通信」というニュースレターも充実させることができそうだ。

実は、この著者が以前に出しているこの本もこうした考え方に影響を与えている。

売れる&儲かる!ニュースレター販促術 (DO BOOKS)
米満 和彦,高田 靖久
同文舘出版

このアイテムの詳細を見る





そして、ここからは本日の肝である。

流石のマーッケッター。
ご託を並べるだけでなく、実践していたのである。

4コマ漫画やニュースレターの雛形を毎月配信してくれたり、ヒント満載のメルマガ配信がセットになっているというのである。

それは有料で、月に3千円必要なのだが、今ならそれを無料お試し出来るという。
私は早速昨日申し込んだ。

やってみなきゃわからない。
兎に角、一度試してみたいと思っている。



もしかしたら救世主かも知れない。
そうでないかもしれないが。

要は、受け手次第だということなのかも知れない。


本気の方にだけ入り口をお教えしよう。
お試しは1ヶ月間なので、やるなら早い方がいいと思う・・・

ここ








コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 汚名  国家に人生を奪われた... | トップ | 今朝の情報番組 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
散る桜 (おさむ)
2009-04-02 17:01:30
ちゅーさん今日はごぶさたです^^
又飲んでます・・・安いお酒なんです。
安いお酒でもなれるんです・・・・発砲酒でも鬼殺しでも
それが又良くなるんです。・・・
景気悪くなると安い酒を売り・・・良くなると高く売り・・・いま酔ってるからうまくいえないです。
1・・2・・のアホです^^・・・
今年も桜また咲きましたね^^・・・
で・・・ちゅーさんに前におしえてくれたの見ました。
散る桜 残る桜も散るさくら・・・思い出しました。
僕の顔見ても分からない父・・・去年の今頃亡くなりました。父はお酒呑むとよく歌ってました。・・・
必ず歌うのです。貴様と俺とは同期の桜って・・・
咲いた花なら散るのは覚悟 みごと散ります国のため
父の目にはいつも涙が見えました。そして桜と一緒に散りました。

返信する
おさむちゃんへ (チュー太郎)
2009-04-03 10:04:51
親父さんはいつもおさむちゃんの心の中にいるでしょ!?

ある時は今の自分より若かったり、あるときは年老いた晩年の風情だったり・・・

親父さんは宇宙の流れに溶け込んだだけのことです。
そして、我々もいずれそうなるのです。

正しく

散る桜 残る桜も散る桜・・・


返信する

コメントを投稿

本のこと」カテゴリの最新記事