初めて明石家紅白を観た。
それまでもその存在は知ってたが、コンセプトが見出せなくて興味が湧かなかった。
豈図らんやそれは、素直に良かった。
特に、岩崎宏美がさんまを眺める風情が良かった。
もう全てを許した上で、優しい眼差しを送っている。
あ、これ、私の勝手な妄想。
翻って自分、ちゃんとしてきただろうか?
出来てない、よな。
だから、今、こんなんだろ、おまえ。
ま、それは覚悟の上の結露なのだから、今更どうということもない。
ただ、創作意欲が湧いてくる。
大した能力もないことは承知の上で、それでも、今のこの、どうしようもない心の葛藤?いや、そんな綺麗なもんじゃない、言い訳、そうだよ、昔の自己に向けての言い訳、そいつを表現できないか。
もひとつは、【後10年】なんぞ嘯いて、自ら世界を狭めていること、ヤワだよな。
死ぬのはいい、仕方ない、それは絶対なのだから。
ただ、老いを先取りすることに何の意味もない。
【年寄りの冷や水】扱いされるのは嫌だが、それだって、他人様の感情を斟酌する必要はない。
もう随分、朝、垣生の海岸を歩くことから逃げている。
何故?
しんどいから。
『しんどいんなら無理せんでええやんかおまえ』
ヤワなもう一人の自分が毎朝囁いてきた。
よし、まず、そこから変えていこう。
メメントモリ
死を常に内包しながら生きていく。
少しずつ、少しずつ・・・
Suna No Michi
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