自然観察♪BLOG 「 知床ころぽっくる探索記 」

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秋の陽に煌き

2010-09-16 18:21:34 |  風景など。　
知床五湖の森は...まだ紅葉の季節には少し早いのですが、
一部のハウチワカエデなどの葉が色彩をはなっていました。

それにしても、陽光に透かされて輝きをみせる木々の葉は
何故にこんなにも美しいのでしょうか。
ただ見ているだけでも僕の心は豊かになっていくようです。
…遊歩道の後ろから次々と人がやってくるので、、
なかなか...ゆっくりとしてられないのが残念ですが。。。

太陽と青空の中で煌いてさえ見られます。

　　　　

湖の向こう側で、森も煌いています☆
天気がいいですねぇ。

＊* I to U *＊BYつよし

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青い月、紅い太陽

2010-09-15 18:12:31 |  太陽・月　
羅臼岳の山頂付近で
青空に透きとおるように浮かぶ月。
この後...音もなく静かに空高く昇っていきました。


　　　　

オホーツク海の上に広がる、雲ひとつない“がらんどう”の空。
そこにただ一つだけ、燦々と...しだいに紅く紅く、輝く輝く太陽の姿。
たくさんの観光客で賑わうプユニ岬から眺めていました。

僕らが町に帰る頃、観光船が港へ帰る頃、太陽も明日へと帰っていきました。

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SCAR

2010-09-14 18:06:21 |  鮭・鱒、蛙など　
まだ今朝の時点ではシロザケの姿はなかったと思いますが、
先月から遡上をしているカラフトマスは今が最盛期といった様子です。
場所によっては川を黒く埋め尽くさんとす...蠢く光景には、
お客様も最初は数が多すぎて、逆にマスだとわからないことがあります。

そんな中、この時期になると身体に傷を負って
そこの肉が白くなっているものが目立ってきます。

こんなに傷だらけになっている彼ら。
何かを思い、その視線には何かが映っているのでしょうか。

その傷は...けっして名誉なんかでなく、自分を弱らすのみ。
目的を達する事だけに意義があり、自分の死にすら意味はないのでしょう。

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ハクセキレイ

2010-09-13 14:12:06 |  その他野鳥たち　
白い花が咲くスイレンの葉にハクセキレイ。
彼らほどの重さであれば上に乗ることができるのですね。

この光景を見ている僕の方が不思議な感覚になります。
下手な写真ですが、なんだか好きな一枚になりました。。。

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羅臼岳噴火？

2010-09-12 18:36:09 |  その他。。。　
知床硫黄山の火山活動の解説をしていると...
お客様から...羅臼岳も活発に活動しているんですね！という言葉が。
...けっこうな噴煙が…。と言われて、山頂付近を見れば、、
たしかにモクモクと白い煙のように。。。

ちょっと驚きましたが、…これは雲です。
う～～ん、たしかに煙に見えますね。面白い。

　　　　

よく晴れました！

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キセキレイ

2010-09-11 17:16:07 |  その他野鳥たち　
雪融け水やら、雨水やらが溜まって...なかなか涸れることなく、
きっと先日の雨も影響して少し増えた感じがする...散策路近くの水溜り。
ここは風があたりづらいようで倒木が綺麗に映り込むんですよね！
そして今日は小さなお客様が来ていました。

写真では後ろむきに１羽ですが、３羽のキセキレイがいました。
彼らも繁殖・育雛が終わって一段落したのでしょう。
...ゆったり...ゆっくり..した雰囲気がしました。

日向で長い尾羽を上下にフリフリ、時々下にいる虫?をついばんだり。
野鳥の姿を見たり、鳴き声を聞く機会が少なくなった最近、
とても可愛らしかったですよ。

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動物の行動

2010-09-10 17:57:18 |  鮭・鱒、蛙など　
知床連山を眺める人間たちの前に...立ち塞がってみる。
そして、怪訝(けげん)な表情をして...見下ろしてみる。

エゾシカと知床連山。
構図としては良いように思いますが、その表情が...なんか嫌。

　　　　

しがみつく。

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森の深淵

2010-09-09 16:44:56 |  登山・カヤックなど　
深淵や...深遠と言ったら、、
ちょっとばかり大袈裟になってしまいますが、
休日であった今日、友人と２人で森を散策し、
その一端に触れることができたように思います。


どこまでも青い空は秋の様相を深めていって、高く、澄んだ空気、
深い森ながら、川のほうから吹き上がってくる風には、
すでに落葉の季節の匂いが微かにしていました。
歩き疲れた僕らの火照る頬を撫でていく...少し冷たい感覚。

　　　　

名も無き川の源流。
倒木かさなり、苔むした岩の隙間から湧き出し、
川となってオホーツク海へ流れ出るまで、短い旅の始まりの場所。
急峻な地形なので、この瞬間の水は...きっと今はすでに海という名の水に。

　　　　　　　　　　　

名のある大きな川へと合流する前。
それ自体も川へとなる前。
けっして華やかさや力強さはないですが、
目に映る...ゆるやか..と、耳にとどく...ゆるやか..、
陽が差して輝きをみせる時には、、慈しみの感覚さえおぼえます。

　　　　　　　　　　　

知床の森深く、今日も静かに過ごすミズナラの大木。
僕にとっては約半年ぶりの再会になる...この木。
少し背が伸びたかい？…わかるわけ無いって。。。


忙しない僕らの日常なんて、いくら積み重ねたところで、
森の悠久には比べるべくも無いのでしょう。
僕は一本のミズナラから落ちた一つのドングリのようなもの。

大木になれても、その森をつくる一本の木でしかなく、
その森の歴史に偶然か必然かあっただけの一本の木。

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木洩れ日の散策路

2010-09-08 13:57:02 |  光・朝陽　
一昨日、昨日の大雨の中での散策で、
僕のレインウェアは...自宅のハンガーで風に揺れながら、
だいぶ草臥(くたび)れた佇まいをみせています。。。

今日の午前中も...曇ったり...晴れたりの
いまいち落ち着きのない空模様でしたが、
陽が差し込んだ時の森の輝きは素晴らしかったですよ！

少し肌寒くもありますが、やっと例年のこの季節にある
澄んだ爽快な空気が戻ってきたように思います。
心地が良いですねぇ...。。。

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強い雨に打たれながら...

2010-09-07 18:59:19 |  新緑・紅葉・芽など　
今日も激しい雨が降る一日に。

トドマツの葉や枝から..幹をつたい、
いつまでも...すーーーーーーーーーっ..と
雨水が樹上から根元へと流れていました。

しだいに土へと染みていくでしょう。

　　　　　　　　　　　

少し冷たい雨。
その温度にも秋のたしかな歩みを感じるのでした。

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流動的三分間

2010-09-06 19:02:30 |  風景など。　
今日の午前中の天気は...激しかった…。ただただ激しかったです。

雨降り、雨弱まり、強まり、さらに強まり、少し弱まり、強まり…。

たった今まで見えていた湖の対岸が、ふと気がつけば、、
空が暗くなったなぁ...と思っている間に、急に森から...もわぁあああああ..
...と湧いてきた濃霧に真っ白く包まれてしまいました。。。

しまいには散策が終わって町に帰る頃に、竜巻注意報が発表されていました。


写真は三湖の展望地でのもの。
到着時は中央の中島すら霧で見えていませんでした。
その後、ほんの僅かな時間で対岸の森が現れました。

　　　　

　　　　

午後からは青空と太陽の下で、森は鮮やかに眩しかったです。

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餌食

2010-09-04 18:32:41 |  昆虫②　
...のほほん..と知床五湖を散策していたら、
湖面にショッキングな場面を見つけてしまいました。

不運にも湖に落ちてしまったオニヤンマとみられるトンボに
群がる黒い集団の姿。何匹ものアメンボです。

いつもは温かな日差しの下で...すーーい..すーーーい..と
水面を軽やかに、どこか長閑(のどか)な雰囲気で動いていて、
見ている人間をなんとなく癒してくれる存在ですが、、
実際には水に落ちた昆虫の体液を吸う...という食事の仕方をします。

今日はめったに出会えないような大物に、静かに歓喜しているのでしょうか？
う～～ん、なんか怖い。そしてグロテスク。。。

　　　　

…では、朝の爽やかな風景をどうぞ...。

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