自然観察♪BLOG 「 知床ころぽっくる探索記 」

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森でもりもり。りす。

2015-10-17 18:33:54 |  エゾリス・シマリス 
もう残り少ないであろう森の色彩を満喫できる日々を
楽しみながらも...名残惜しい気持ちを感じながら、
落ち葉を踏みしめカサカサ鳴らしながら歩いていました。

すると、、僕の他にもカサカサ鳴らす音が。頭上から!?

その...木の幹を上っていく黒っぽい影を目で追っていくと、、
枝でSTOPして何かを食べている、そんな動物の姿があります。

ならば...と、双眼鏡の出番です。



そこには...ふわっとした耳の毛と
こげ茶色をした全身の冬毛が印象的なエゾリスがいました。
小さい"おてて"に可愛らしい指で、しっかり持って、食事中です。


全体として実りが少ないように感じられる今年の知床の森で、
この時に貪るようにして食べていたのは、幹に生えたキノコでした。
一つを食べ終えると、急いで幹を駆け下りていって、
朽木に生えたキノコを採っては、また同じ枝に戻ります。

9月頃にもエゾリスを見かける機会が何度かありましたが、
その時期にはオニグルミのまだ青い実を口にくわえて
どこかに運んでいく姿が多かったように思います。
おそらく貯食として、どこかに隠したり埋めたりしていたのでしょう。

今は、とにかく食べて冬をむかえる為の、
(栄養として蓄える)身体の準備という雰囲気なのでしょうか。

頑張れ!と...懸命な姿に厳しい冬を想います。





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