昨日の記事について、コメントも含めたトラックバックをいただいた。その記事に、
>言葉が汚いのが難点。
>その気持ちは分かるが、相手と同じレベルになっては
>日本人としてのしなやかさがなくなってしまう。
とあったので、いい機会なので、このブログでの口調について改めて私の考えを記しておく。
(言うまでもないことだが、私のブログに対して、どのような感想を持とうが、それはこの方の自由である。そこに踏み込むつもりは全くない。)
結論としては、
「櫻井よし子女史のように、サポーターがたくさんいらっしゃる有名人を除いては、
口調も含めてのブログであるがゆえに、「しっぺ返し戦略( tit for tat )」を取らなければジリ貧になってしまう」
というものである。
まあ簡単な思考実験で、「このブログではきれいな口調を必ず維持します!」という「自己ルール」を定めてしまうと、以前の堀江貴文騒動のときのように、
「お前、自分できれいな口調を維持するって言ったよな?こっちがどれだけ口汚く罵っても、お前はきれいな口調を維持するよな?」
という「締め上げ」を食らうリスクがある、ということだ。
あれ?何かとそっくりでないかい?
そう、今回の日韓首脳会談に至る、「バ韓国人&李明博 vs 日本政府&野田総理」 の構図と瓜二つだ。
日本政府と野田総理が、少なくとも口調においては「下手に出る」という確信が、「バ韓国人&李明博」サイドにある場合は、「バ韓国人&李明博」サイドは、どこまでも増長できるということだ。
そう、この画像のように。
日本が慰安婦問題に関して、謝罪・賠償を行う筋合いは全く存在しないにもかかわらず、
「日本は叩けば謝罪・賠償をする国だ!」
と思いこむだけで、これだけの人数が、なんと1000回も集まって、何の根拠もない「謝罪と賠償」を求めることができるわけだ。
そして、私がうすうす予想していた通り、野田総理は、最も丁寧な口調で、
・スワップ枠拡大を縮小することも、
・竹島問題を明確に「竹島」と表現して指摘することも
できなかった。そりゃつけこまれるわけだ。
というわけで、私は、美しい口調のブログにすることで、隙あらば揚げ足を取ろうとするバカ(笑)がつけいる隙をわざわざ作ることはしない。
・紳士的な態度には紳士的な態度で、
・そうでない態度にはそういう態度で、
記事を書き続けるだけだ。
その基準に照らすと、今回のバ韓国人&李明博のタッグは、「全く紳士的ではない」態度だっただけのことで、だからこそ、そういう態度でブログ記事を書いただけだ。
「しっぺ返し戦略」について詳しく知りたい方はwikipediaなどで調べるとよかろう。
あ、「日本人としてのしなやかさ」とは、国語辞典的な意味で考える限りは、「相手の出方次第で態度を変えること」の方がより近いと思うよ。「日本人としての美しさ」なら別だけど。