塩哲の空即是色

日々の徒然日記

Weekdayの麺処巡り かたぐるま で 濁とん塩

2014-08-25 15:36:51 | 麺_2014
 今年5月24日に京都・下京区西七条で創業された麺処「あいつ
のラーメン かたぐるま」へGO。

 こちらは京都の有名店「俺のラーメン あっぱれ屋」出身の店主
さんとのことで、創業時から話題を集める人気店。豚骨魚介を塩
で締めた一杯を自家製麺で提供されている。早速、伺いましょう。

 場所は京都中央卸市場が近く。店頭には待ち椅子が並べられ、
店内にも8~9個の待ち椅子ある。メニューを見ると、お勧めが
“こくとん“、マニア向けが“濁とん”、限定20食に「うるとら
つけ麺」がある。こくか濁で迷ったが、「濁とん塩ラーメン」
800円を大盛りでお願いした。
 広い厨房で上嶋店主が黙々と作業を仕上げる中、接客の奥様が
注文取りに配膳、お勘定と数役をこなす役回り。それでいて、時
間はゆったりと店内に流れており、慌てず騒がず。お二人の息の
合った素晴らしいシフトに感嘆です。
 一杯ずつ小鍋に盛ったスープは、沸騰するとハンドミキサーで
泡立てる作業が一つ加わる。まるで抹茶を点てる茶人のような振
る舞いが、こちらも背筋を伸ばせてくれる。良いものだ。

 さて、目の前には赤い器で濁とんの登場。泡だったスープをす
する。ワオー、スパイシーなフレーバーが舌と鼻をくすぐり、濁
といえどもいたって爽やかで、口元に、そして胃に優しいクリー
ミーな豚骨。いや豚骨とは感じさせない和な味。

 このスープに、多加水の全粒粉配合の厚みのある平打ちタイプ
の麺が濁スープを持ち上げ、スルリするりと喉元を滑り込んでい
く。いやー、素晴らしい一杯。食べ進む内に感動しました、ご馳
走様。


あいつのラーメン かたぐるま
京都市下京区西七条八反田町77 ガーディアンズ青山1F
10:30~14:00 日・祝日定休日

ミュージアム巡り 日本のあゆみ 関東大震災

2014-08-25 05:51:56 | ミュージアム巡り_2014
 大正12年9月1日、午前11時58分、関東南部をマグニチュード
7.9の大地震が襲った。
 9月12日に発せられた「帝都復興に関する詔書」には、首都東京
の旧態を回復するだけではなく、進んで将来の発展を図るべき、と
記されている。

 次の写真は、地震後に上野公園から焼け跡を望んだ写真。
(国立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)

Weekendの麺処巡り 拳 で 鶏ドロラーメン

2014-08-24 19:51:48 | 麺_2014
 本日の仕事を終了し、夜の麺処へ。下京区朱雀正会町の「拳ラー
メン」(こぶし)。こちらは数年前に夜の部で伺っている。

 で、お店のツイッターを確認すると、本日、夜限定で20食「鶏
ドロラーメン」が振る舞われる。では、伺いましょう。

 ドロドロの鶏白湯といえば、本日昼過ぎに店頭だけだったがこち
らの「極鶏」が挙げられるが、さてどうでしょうか。

 土砂降りの雨の中、店頭に到着すると限定メニュー850円が貼っ
てあった。では、煮玉子を追加しましょう。

 登場した一杯、レア状態のチャーシューに目が引きつけられた。
レンゲでスープをすくう、というよりもシャベルですくい上げる
ような感覚の粘り気。このドロドロ鶏白湯スープを“セメント”
と呼ぶらしい。レンゲを垂直にたててもぶれない、これは凄い。

 このスープと麺に、ザク切りの九条葱が良く合っている。

 一乗寺界隈のドロ系スープを上回る超濃厚スープ、堪能させて
いただきました。ご馳走様。

Weekendの麺処巡り シマフクロウ で 醤油らーめん白

2014-08-24 16:01:02 | 麺_2014
 今週末から来週頭まで、クライアント様との打合せや取材の仕事
で京都に滞在。その合間を縫って麺処を巡りましょう。

 今年の1月28日に一乗寺にオープンした「麺屋シマフクロウ」へ
GO。こちらは洋風食堂「Bull’s Eye en plus」が手掛け、フレンチ
出身のシェフが厨房を預かり、オーナーの嶋岡さんのシマと梟をあ
わせて屋号がつけられている。

 で、廻りを見わたせば、濃厚な麺を提供する“一乗寺“の麺処激
戦区で創業。麺処らしからぬ店頭の構え、店内もシンプルでカフェ
を思わせる造り。

 メニューは、醤油らーめんに白醤油と濃い口&烏賊魚醤を使った
白と黒、チャーシュー麺とシンプル。夏季限定の「冷製フォン・ド
・ ヴォー麺」もある。ここは初めてのお店なので「醤油らーめん白」
700円をオーダー。お代は後払い。

 登場した一杯、鶏清湯の淡麗スープをすすると、まろやかな甘味
のあるスープで塩気も旨い。伺うとタレの白醤油は大豆を使用して
いなくて3年寝かせてある“白たまり”という。平打ちの麺も喉ご
しが滑らか。とてもシンプルだけど、深遠な風味の旨い一杯、とて
も満足、ご馳走様。

麺屋シマフクロウ
京都市左京区一乗寺払殿町48 コーポ吉沢1F 075-703-3262
11:30~14:30、18:00~22:00、日・祝日~21:00
火曜定休日

ミュージアム巡り 日本のあゆみ 大学令

2014-08-24 03:33:38 | ミュージアム巡り_2014
 原敬内閣のもとで公布された「大学令」(大正7年・1918)により、
官立の帝国大学のほかに、官立の単科大学、公立・私立の大学の設
立が認められた。
 これを機に、明治36年の「専門学校令」に準拠していた慶応や
早稲田の学校が、私立大学として公認されている。
(国立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)