塩哲の空即是色

日々の徒然日記

街を巡る 元伊勢詣で 元伊勢内宮・皇大神社

2014-11-01 06:07:19 | 街を巡る_2014
 10月の最週末、法事があり故郷へ。時間を利用してパワースポッ
トを巡ってきた。高校まで住んでいた京都府福知山市。いつの間に
か同市に合併された大江町は、以前(2005年)は加佐郡で翌年2006
年に同市に編入されたという。
 その大江町は、酒呑童子の里として知られており、また「元伊勢」
として三重の伊勢神宮が現在地へ遷る以前に一時的に遷座地とされ
たもの。元伊勢三社とは、内宮の皇大神社、外宮の豊受大神社、天
岩戸神社。

 まずは、天照皇大神が祀られている「皇大神社」。
 第十代崇神天皇39年(紀元前59年)に“別に大宮地を求めて鎮め奉
られ“と皇大神の教えに従い、お祀りする聖地を求め皇女豊鍬入姫
命、御杖代となり給い、それまで奉斎されていた倭の笠縫邑を出納
されたのが、今から2073年前。この丹後の地に逢幸となり、同社
が創建された。

 皇大神は4年後、倭に帰られ、20余箇所を経て54年後の第11代
垂仁天皇26年に、伊勢・五十鈴川上に永遠に鎮座された。
 しかし、天照皇大神の神徳を仰ぎ慕う崇敬者は引き続き、同社を
元宮として「元伊勢さん」と呼び親しみ、今に至る庶民の篤い信仰
続いている。

 社殿前の鳥居は杉の黒木で皮付きが使われており、この黒木を使
った鳥居は、京都・嵯峨野にある野々宮神社の2社のみという。
 例祭日は4月26日、恒例祭事は元旦祭・1月1日、節分祭・2月
3日、立春祭・2月4日、八朔祭・9月1日。
(京都府福知山市大江町内宮字宮山217)

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