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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 地下鉄開通ポスター

2015-04-09 05:38:57 | ミュージアム巡り_2015
 東京で最初に開通した地下鉄は、当時二大レジャースポットだっ
た上野と浅草を結びつけた線だった。当時の「地下鉄開通ポスター」
(1927年、杉浦非水/画、杉浦登紀子氏/原資料所蔵)を拝見すると、
電車を待つ大人も子供もおめかししている。

 1929年6月30日に春江堂から発行された子供の本の中に、T型
フォードに乗った絵があった。「ノリモノ世界」(佐藤将氏/寄贈)と
タイトルされていた。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 凌雲閣機絵双六

2015-04-08 05:43:14 | ミュージアム巡り_2015
 1890年に開業した凌雲閣、12階建ての展望タワーで“浅草十二
階“の愛称で親しまれた当時のランドマークタワーだ。
 「凌雲閣機絵双六」(1890年、三代歌川広重/画、赤木コレクシ
ョン蔵)。
 凌雲閣の最大の売り物は、日本で初めて電動エレベーターが設
置され、地上から8階まで一気に上がれたこと。ところが開業当
初から故障が続いて半年後には撤去されてしまう。

 次の図は「大日本凌雲閣之図」(1890年)。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 和時計

2015-04-07 05:42:04 | ミュージアム巡り_2015
 江戸時代は季節によって昼と夜の時間の長さが違う不定時法をと
っていた。この「和時計」(19世紀、赤木コレクション旧蔵)は、時
を刻む動力となる重りの位置を変えることで、時計の針の進み方を
調節していた。

 次の時計は、駅逓寮で使われていたアメリカ製の時計(19世紀中
期、赤木コレクション旧蔵)。1873年1月1日から日本の暦は西洋
にならい、太陰暦から太陽暦へ不定時法から定時法へ変更された。

 とても気になる資料があった。文明開化で当時、流行ったものと
廃れたものが絵付きで紹介されていた。また、江戸時代のサマータ
イム等も展示されていた。

江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 安愚楽鍋と鉄道

2015-04-06 03:49:49 | ミュージアム巡り_2015
 牛鍋屋を舞台にした明治初めの頃の人間模様をユーモアに描いた
「安愚楽鍋」(1871~72年、仮名垣露文/著)。
 ザンギリ頭に洋服を着て、新聞を読みながら牛鍋をつつく若者の
姿が、文明開化の風俗を象徴している。

 次の絵は「東京名所之内銀座通煉瓦造 鉄道馬車往復図」(1882
年、三代歌川広重/画)。
 銀座の煉瓦街はロンドンの街並みを参考に造られ、洋風の建物が
並び、橋は木製から石造りに替わる。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 学問のすすめ

2015-04-05 06:01:47 | ミュージアム巡り_2015
 “人は身分によって差別されるのではなく、学ぶことによって人
生を開くことができる“と説いた「学問のすすめ」(1872~74年・
福沢諭吉/著、赤木コレクション旧蔵、Gakumon no susume:An
Encouragement of learning)。
 福沢諭吉は古い封建制度を批判し、新しい時代を担う人材育成の
ため教育に力を注ぐ。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)