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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

Weekdayの麺処巡り 虎嘯で蟹と鮟鱇の餡かけそば

2011-12-22 17:26:45 | 麺_2011
 超らーめんナビ限定で確認すると、12月は六本木の「麺屋武蔵
虎嘯」で「蟹と鮟鱇の餡かけそば」880円が10食分提供されてい
る。平日は16時から、土・日・祝日は開店時からだという。

 六本木ヒルズで打ち合わせの後、ミッドタウン近くの虎嘯へ。お
店へ向かうがてら、その気になる一杯を想像していた。蟹も鮟鱇も、
そして餡かけも全て大好きなフレーズ、これがミックスされたらど
んなに旨いのだろうか、思うだけで生唾が湧いてくる。
 入り口を入ったところで厨房のスタッフに“限定”を尋ねると、
券売機で「味玉つけ麺」900円のチケットを購入することを告げら
れた。後から20円がキャッシュバックされた。ということで限定
は880円。
 店長だろうか、小さな声で限定の講釈をしていただいたところ、
来年の1月中旬まで提供されるとのこと。私の限定麺が登場すると
みたところ、先ほどの店長さんが器ごと厨房の奥に下げられた。ど
うも作り直しである。
 さて、仕切り直しで目の前に登場した注目に麺、餡かけにまみれ
た蟹の足身は、見ているだけで身体全体が浮き足立つようで、もう
抑制出来ない程興奮してくる。そして、XO醤が小さい器で登場。
途中から入れてみよう。

 器の底から麺を引き出すと、カネジン食品の平打ち縮れ太麺が顔
を出す。この麺が旨いんだ。うっすらしょう油ベースの餡にまみれ
たスープが麺と絡みつき、すするのも愉しくなってくる。これは良
いなあ。蟹の足の身と白菜が餡かけに包まれてベストマッチ、旨い。
 少し残った麺とスープの中に特製XO醤を垂らしてみる。オオー、
風味は奥深くなり目張りある味へ変化した。これも良いものだ。
 これだけタップリのスープなら、次回伺った時は麺の大盛りでオ
ーダーしてみよう。旨かった、ご馳走様。

Weekdayの麺処巡り 七彩でマイルド・ターキー

2011-12-21 12:23:10 | 麺_2011
 午前中に京橋にあるクライアントで打ち合わせを終え、ランチを
頂きに東京ラーメンストリートへGO。

 最近はいつも、朝ラーで暖簾をくぐっている「麺や 七彩」へ伺っ
てみた。11月22日から12月25日までの期間限定でクリスマスバージ
ョン麺が提供されている。その名も「マイルド・ターキー」1,000円。

 券売機の横にあるSPメニューを見ると、名前のとおりターキー
・七面鳥の白湯スープに手羽先の唐揚げがトッピングされている。
 早速、頂いてみよう。

 いつもの鶏よりも重圧感のある白湯スープが塩気もマイルドで旨
い。カシューナッツペーストが加えてあるとかでコクの深みも感じ
られる。このスープに同店オリジナルの太縮れ麺がスープを持ち上
げ相性も良い。これは旨い。
 手羽先のトッピングの上にはパルメジャーノが振りかけられ、ま
さにパウダースノーをイメージしているみたいで、少し早めのX’マ
ス気分。ワインがあるといいなあ。ご馳走様、旨かった。


Weekendの麺処巡り がんこ総本家で麦酒村の塩職人

2011-12-18 23:28:52 | 麺_2011
 本日は、イベントの取材が大手町で昼前から午後2時半頃までと、
舞浜で夕方からと2件入っていた。なもので、中途半端な時間帯で
遅いランチを頂くことになった。
 店の選択肢はふたつ。「がんこ池袋」では過去最高の悪魔「上海
蟹とアンキモ悪魔」か、「がんこ総本家」の「麦酒村のベーコン祭
りにやって来た塩職人」か・・・。
 悩んだ末、悪魔のフレーズよりも塩を選択。新宿・舟町にある総
本家、3時を過ぎた時間帯に伺うのは初めてで、店頭の並びは2名。
 牛骨スープにショルダーベーコン、生麦酒を主材料にした“麦酒
村~」の塩拉麺1,000円を頂こう。

 悪魔肉の旨味バージョンが乗った一杯、黒麦酒を使用したとのこ
とで、苦味なのか渋みなのか塩と絡んでショッパー。これが旨い。
大満足の塩職人だった、ご馳走様。

Weekendの麺処巡り むろやでゼロ煮干し

2011-12-17 14:15:20 | 麺_2011
 先日、四谷4丁目の「むろや」の渕上店主さんから頂いたメールに
「今週末(17~18)に限定ゼロ煮干しやりますので~」との内容が
・・・。はて、“ゼロ煮干し”、過去に頂いたことがあるかしら。と検
索をかけると、昨年10月10日、確かに頂いていました。その時は、
“煮干しの優等生拉麺”と書いていたかな。

 さて、平河町から四谷へGO。タレを使わないで、スープの出汁だ
けで勝負する一杯。今年はどんな感じだろうか。
 既に他店で一杯頂いてきたのが判ったのか、登場した器の中はスー
プも麺も、いつもより少なめ。ところがその答えは最後にあった。
 片口鰯や鯖煮干しをふんだんに使用し、そこから摂れるスープは意
外と少量だとか。口に含むとドッシリとした重圧感のあるコクが口の
中を覆う。とろみは鶏のどぶ漬けからだ。これは良いなあ、旨いなあ。

 いつもと違うタイプの麺が開化楼に特注され、煮干しスープにピタ
リと合っている。その量も幾分少ない。この麺は良いなあ。
 最後に渕上店主から、このスープは大量に仕込むことが出来ないの
が難点で、いつものようにタップリと提供できないので、ちょっと物
足りないかもしてません、とのこと。
 いやいや、どうして、本日のゼロ煮干し、素晴らしく旨い一杯だっ
た。これが定番になると嬉しいなあ。ご馳走様。

Weekdayの麺処巡り ソラノイロでシロイソラ

2011-12-17 13:52:23 | 麺_2011
 平河町の「ソラノイロ」で今週12日から冬限定のSP麺が振る舞わ
れている。その麺、屋号をもじって「シロイソラ」ですと。

 早速、店頭に来ると券売機に限定メニューがありましたよ、冬限
定、昼・夜15食の「シロイソラ」1,000円が。
 そして登場した注目の一杯、名前のとおりホワイトなスープに、
なにやらベジタブルやシーフードが見え隠れしているし、丸いお焦
げご飯が目を引く。早く並んだということで、宮崎店主から味玉が
添えられていた。ありがたい。

 まずはスープを口に運ぶ、オォー、海老の芳香と味噌が絡み合い、
豆乳も入っていてクリーミーな独特な味で旨い。西京味噌が甘味を
出しているようだ。
 説明書きによると、仙台味噌と西京白味噌が合わされたタレに、
これに豆乳や焼き海老、乾物類から摂られたスープが合体したもの
だとか。これは食材をふんだんに使用された贅沢なスープだ。

 そして、麺。渡辺製麺のミルク入り特注とあって、喉越し良くツ
ルツルな麺とクリーミーなスープが相性抜群。麺やスープをすする
時、何か糸引くものがあり、その正体は最後に分かった。

 麺を食べ終える終盤には、器の底にチーズリゾットが沈んでいた。
糸の正体はとろけるチーズだった。食べ進むうちにサプライズ連続
で、とても愉快な一杯は体も心もホッとさせてくれる素晴らしい限
定で大満足。ご馳走様。