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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

Weekendの麺処巡り シマフクロウ で 醤油らーめん白

2014-08-24 16:01:02 | 麺_2014
 今週末から来週頭まで、クライアント様との打合せや取材の仕事
で京都に滞在。その合間を縫って麺処を巡りましょう。

 今年の1月28日に一乗寺にオープンした「麺屋シマフクロウ」へ
GO。こちらは洋風食堂「Bull’s Eye en plus」が手掛け、フレンチ
出身のシェフが厨房を預かり、オーナーの嶋岡さんのシマと梟をあ
わせて屋号がつけられている。

 で、廻りを見わたせば、濃厚な麺を提供する“一乗寺“の麺処激
戦区で創業。麺処らしからぬ店頭の構え、店内もシンプルでカフェ
を思わせる造り。

 メニューは、醤油らーめんに白醤油と濃い口&烏賊魚醤を使った
白と黒、チャーシュー麺とシンプル。夏季限定の「冷製フォン・ド
・ ヴォー麺」もある。ここは初めてのお店なので「醤油らーめん白」
700円をオーダー。お代は後払い。

 登場した一杯、鶏清湯の淡麗スープをすすると、まろやかな甘味
のあるスープで塩気も旨い。伺うとタレの白醤油は大豆を使用して
いなくて3年寝かせてある“白たまり”という。平打ちの麺も喉ご
しが滑らか。とてもシンプルだけど、深遠な風味の旨い一杯、とて
も満足、ご馳走様。

麺屋シマフクロウ
京都市左京区一乗寺払殿町48 コーポ吉沢1F 075-703-3262
11:30~14:30、18:00~22:00、日・祝日~21:00
火曜定休日

Weekendの麺処巡り がんこ八代目 で 紫蘇塩

2014-08-23 13:05:36 | 麺_2014
 北沢邦男店主が引退のため、店舗が売りに出されている(正しくは
賃貸)外神田の「がんこ八代目」。いつがラスト日になるのか判らな
いので、伺える時は足繁く通うことにした。

 この“麺処巡り”Blogは、2006年からスタートしたが、それ以
前から八代目のスープが大好きで、週末の土曜日になると毎回暖簾
をくぐっていた。

 その一番の思い出は、開店30分前に店頭に並んでいると、店内か
ら北沢店主が出てきて、“ごめんね、今日はお店を開けないから。
スープが不出来でダメ、営業できない“と宣告。
 それでも、当日早くから並んだ3名には“不出来のスープ”で塩
ラーメンを振る舞ってもらった。確かに少々焦げ臭い味のスープだ
ったが、それでも十分満足した開かずの一杯の味だった。
 振る舞ってもらった後、北沢店主はその日分のチャーシューを、
まだ健在だった本郷3丁目の「がんこ十二代目」へ届けられたんだ
だっけ。
 さて、店頭に並んでいると、いつもの“がんこフリーク”さん
の登場。牛骨が出るまで麺談義に華が咲く。

 そして、久しぶりの「紫蘇塩」大盛り950円の一杯が目の前に
登場。その容姿は、がんこのトラディショナルと提唱出来る。ウン
? そうです、チャーシューの切り落とし“ニッコリ”を入れてい
ただいている、ありがとうございます。

 このスープ、私の蕾にドンピシャ、旨ウマ。チャーシューもメン
マも昔のまま。良いなあ、旨いなあ。ご馳走様。

 ラスト日は判らないが、出来るだけ伺うぞ。

Weekdayの麺処巡り がんこ八代目 で 冷やし紫蘇塩

2014-08-21 14:46:31 | 麺_2014
 麺友さんから“がんこ八代目が引退”というLINEメールをいただ
いたので、それが本当なのか確認するために末広町の「がんこ八代
目」に伺いました。

 とりあえず券売機で「冷やし紫蘇塩」850円のチケットを購入し
て入店。北沢邦男店主のニッコリ笑顔で出迎えてもらい、一杯が出
るまで、その成り行きを伺いましょう。

 なんと、店内入り口には“引退に付き、お店譲ります。相談・・・”
の貼り紙が!! オオ~、本当だった。北沢店主曰く、

 “やはり、寄る年波、年齢には勝てません。とのことで、御年71
歳。それに店長だったKさんも、後を継がないとのことで退社され
ていた。
 北沢店主の手から手へ渡された冷やしの器が冷やっこい。黒い
海苔と深紅のカリカリ梅、青緑の千切り紫蘇がポイントの一杯、
見た目も涼しく、目一杯塩気を強くしていただいたスープが旨い。
駅から道すがらかいた大汗が、サッと引いていくのが判るほど。

 とりあえず、数ヵ月の賃貸契約が残っているとのことで、後継
飲食店が決まるまではお店は営業するとのこと。9月の上旬と中
頃に休みが入る予定だとか。
 さあ、それまであと何回伺えるかな。ご馳走様。

Holidayの麺処巡り がんこ総本家 で 牛タン

2014-08-17 11:46:14 | 麺_2014
 夏休み最後の日、新宿舟町の「がんこ総本家」へGO。
 家元のBlogによると、牛タンや牛骨から摂ったスープに赤ワイン
や麦酒で味を調整した一杯が提供される。100でも悪魔でも提供さ
れる。

 いつものように早く到着すると、一条家元が店内から賄い味噌汁
を持ってきていただき、美味しく頂けた。本日は茸と豆腐が入って
おり、少々ショッパ目。
 さて、店頭の牛頭・目玉が灯るまで30分のところで開店。早く開
いてちょっぴり嬉しくなる。

 そして、100スープに牛タンのせ1,200円をオーダーしてお代
を払う。登場した器の中には大きくて分厚い煮込まれた牛タンがデ
ーンとのっかっている。スープもよく煮込まれており、すするとド
ロリとした濃厚さが舌の蕾を刺激する。これは旨い。

 スープは100なので、用意された塩ダレをレンゲですくい足して
いく。徐々に塩気を足していく。

 この濃厚スープにいつものチャーシューもピタリと合って箸が進
む。牛タンは口に含むだけでとろけてしまうほど柔らかく、咀嚼す
るのではなく飲み砕くような食感だ。残り少なくなったところで、
青唐辛子を投入して味変を愉しむ。ウマイ旨い。

 いやはや、旨い牛タン、ご馳走様。

Holidayの麺処巡り JSN蔦 で 新塩そば

2014-08-16 12:47:52 | 麺_2014
 巣鴨の「Japanese Soba Noodles蔦」の大西店主Blogによると、
塩そばのタレがリニューアルになったと出ていたので、夏季休暇明
けの本日伺いました。

 店が休みの日でも常に味の研鑽に努める大西店主、注目の塩味が
ブラッシュアップした。さて、どんな旨味が加わったのだろうか。
浅利のほかに真鯛がプラスされた塩ダレ。

 さて、オープンが11時からとなっており、これいつから。券売
機で「塩味玉そば」900円のチケットを購入してカウンター最奥へ。
ゆったりとした厨房作業を眺めていると、香りと共に目の前に登場。

 スープをすする。それほど鼻腔に刺激がないものの、舌の上下左
右に転がしてみると蕾が敏感に反応する。浅利の旨味に真鯛の滋味
が追いかけてくる。いつものオイルとも違い木霊するようなハーモ
ニーが伝わってくる。

 麺は全粒粉になっていた。それぞれの具もスープを引き立たせる。
トリュフの風味がさらに仕上げてくる。旨いなあ。また一段、昇華
した塩味、ご馳走様。