桃おやじの歴史散歩

我が町は 記紀に記載の七代孝霊天皇黒田廬戸宮の比定地。
古代史を中心に、奈良の観光や地域情報を気ままに書いています。

「田原本駅とその周辺」 奈良、田原本

2017-10-20 22:00:12 | 地域
">「田原本駅とその周辺」

国道二十四号線千代、坂手、坂手北から西へ約1k弱が田原本の新しい中心地。
中世の寺内町(陣屋町)の西に当たり鉄道の開通と共に発展した当時としては新興地に成ります。

以前、車では道が狭く非常に入り難かったのですが、ロータリーが整備され、県道桜井ー法隆寺線から簡単に入れるようになりました。

田原本駅は二つあって、橿原線の田原本駅と、田原本線の西田原本駅が有り、約50mの間を雨除けも設置され安全に通る事が出来るようになり、街の玄関口の様相を呈して居ます。


広いロータリーには、案内板なども設置され、イベント等ではイルミネーションも飾られ、田原本駅から西田原本駅の間を彩ります。

田原本駅の東出口の正面のすぐ前に「観光ステーション磯城の道」が訪れる人の案内や、ボランティアガイドの人達の取次など、この街の案内役を務めて居ます。

近代的な駅周辺を一歩離れると、新旧入り混じった町並みの不思議な空間に出会う事が出来ます。

「旭町、恵比寿通り、茶町付近」
中世から近世への移り変わりの時期、鉄道が出来 メインに成って行ったのが 駅前から街の中心部へと伸びるこの一帯。
飲食店、精肉店、八百屋、洋服屋、薬局、飲み屋など様々な店が軒を並べているのが特徴です。

陣屋町、門前町として栄えた頃、この付近には田園が広がっていたのでしょう。

鉄道が出来、駅が作られてから急速に表裏が入れ替わった物と思われます。

古い歴史の割には近代的な様相を見せるこの一帯、そんな中にも所々顔をのぞかせる旧家や背割り水路など見る物を楽しませてくれます。

しかし時代と共に2軒あった映画館や、多くの商店が姿を消し寂しさを増す中、地域活性の取り組みも有って、少しづつ新規の開店も有り、僅かながらもにぎわいを取り戻しつつあるようです。


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