本日の宮日新聞で日向市への中国木材の集成材工場進出の記事が報道されています。
九州で伊万里に続いて日向に工場建設をするのは、①それだけ外材資源の枯渇が危惧されていること、②宮崎県の素材生産量が大きいので、伊万里まで持って行く輸送費を考えたら工場自体を立地した方がコスト安になること、③耳川流域は素材生産は大きいが県南の都城のように大規模製材工場があまり立地していないこと、④細島港が関東や中国への輸出を考えて良港であることなどが理由として挙げられると思います。
これまで切り捨てられていた間伐の有効利用や低価格だったBC材が売れる可能性が出てくる反面、大規模皆伐を促進するという力も働くことが予想されます。自治体が早急に伐採に関するルールを作成し条例化するなどの対策をとること、伐採届出の写し提出を工場搬入の際に義務づけるなど、どの森林から伐採されたのか、そして合法的な木材かどうかをトレサできるシステムを作ること、その延長線上に森林認証など持続可能性を担保した木材使用を促進することなどが必要になってくると考えます。
(佐藤/福岡)
九州で伊万里に続いて日向に工場建設をするのは、①それだけ外材資源の枯渇が危惧されていること、②宮崎県の素材生産量が大きいので、伊万里まで持って行く輸送費を考えたら工場自体を立地した方がコスト安になること、③耳川流域は素材生産は大きいが県南の都城のように大規模製材工場があまり立地していないこと、④細島港が関東や中国への輸出を考えて良港であることなどが理由として挙げられると思います。
これまで切り捨てられていた間伐の有効利用や低価格だったBC材が売れる可能性が出てくる反面、大規模皆伐を促進するという力も働くことが予想されます。自治体が早急に伐採に関するルールを作成し条例化するなどの対策をとること、伐採届出の写し提出を工場搬入の際に義務づけるなど、どの森林から伐採されたのか、そして合法的な木材かどうかをトレサできるシステムを作ること、その延長線上に森林認証など持続可能性を担保した木材使用を促進することなどが必要になってくると考えます。
(佐藤/福岡)