NPO九州森林ネットワーク

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国産材の家づくりとは

2004年12月31日 09時54分37秒 | <その他>
長崎の岩本です。KSNのみなさんはぎりぎりまであわただしくされていることと思います。私も29日の契約に向け怒濤の日々を送っておりました。本来なら今年最後の投稿は理事長の佐藤先生が書くべきところなんでしょうけど、ごらんのとおり遅れてしまいました。よろしければ、このあと佐藤先生に来年に向けての抱負などをお聞かせいただければと思いますが、いかがでしょう。

さて、長崎はどちらかというと木材の消費県ですが、昨年から「多良山系の木で家をつくる」といったのぼりを掲げた現場を見かけるようになりました。これは、長崎県が県産材を使った家づくりを推進しているからなんです。

KSNのメンバーにとっては、近くの山の木で家をつくることは特別なことではなく、そこから先の環境問題や教育にまでリンクしていくことで、木の可能性や地域の活性化までを視野にいれて活動されているかたが多いように感じています。

上津江村、諸塚村や小国を訪れて、そこの木を使って家を建てている人たちは、そこで山の人の暖かさに触れて感動し、改めて自分たちの家づくりというものを、再認識しているんではないかと思います。

来年には諸塚村でフォーラムが開催されます。また新たな山との出会いがある人たちが沢山増えるといいですね。それから、いまひとつ盛り上がりにかけている長崎県でもセミナーとフォーラムが予定されているようですので、この機会にはずみをつけたいと思っています。

みなさん、来年もよろしくおねがいします。

おぐにポイント

2004年12月25日 12時08分06秒 | <山の現状・林業家>
 小国町では、観光の新しい展開をはかるとともに、交流型の産業展開、さらには新しい生活スタイルを生み出す契機になることを目指して、「ツーリズム」をキーワードとした、まちづくり運動を推進しています。このたび、都市と山村を結ぶ道具として、「おぐにポイント」を発行することとなりました。おぐにポイントとは、小国町外の方との交流を深めることを目的として、小国町が運営するポイントプログラムです。森林の枝打ち作業や炭焼き体験、生産農家におけるワーキングホリデー、各集落における共同作業への参加など、小国町内における農山村体験に参加した方を対象に、参加した日数や回数に応じてポイントを差し上げます。そして、おぐにポイントを貯めることで、町内の温泉や物販施設をはじめ、手づくり味噌や民泊、小国杉を使った特別な景品など、小国町ならではの味わいある特典と交換できます。町内に住んでいる方が、手軽にご参加いただけるよう、インターネットでポイントの残高照会や取引、特典との交換ができます。小国町が発行するおぐにポイントは、すべての皆様に安心して利用いただけるよう、高度なセキュリティ技術を活用した「公的個人認証サ・u栫[ビス」を利用しています。
 小国町森林組合もこの事業に参画しており、主に枝打ちや環境学習のプログラムを組んでいます。
詳しい問い合わせは、小国町ホームページhttp://www.town.oguni.kumamoto.jp/ognhtml/Gyousei/tuka/oguni_point.htm
までお願いします。  
(北里/小国)

森林組合共同企画「組み立て家具」

2004年12月13日 13時00分02秒 | <山の現状・林業家>
佐藤先生には先達て、
当ショールーム「+ecoプラス・エコ」にお越しいただきき、
その様子をHPにてレポートしていただきました。

皆様にもぜひ一度、ご来店いただきたいところですが、
遠方の方にはまず我がHP(http://homepage2.nifty.com/mkp/info.htm)を
訪れていただければ幸いに存じます。

さて今回は、佐藤先生のレポートの終わりにもご紹介いただきました
森林組合との共同企画である「組み立て家具」について、
つけ加えてご紹介させていただきたいく、
寄稿させていただきました。

現在、大分県・下毛郡森林組合では、
大分県の支援事業の一環として、
県産材を活用した新商品の開発に取り組んでいます。

「+ecoプラス・エコ」では、
下毛郡の「木」がもつ素材感を活かし、
テーブルやイス・本棚にも自由にアレンジできる
「組み立て家具」をご提案させていただき、
来春からの販売を目指してがんばっております。

インターネットでの販売も予定しており、
将来的には木材建材のネットを通じた情報発信にも
取り組んでいきたいと考えております。
販売にあわせて現在、HPの公開も準備しておりますので来春、
また改めてみなさまにアドレスを
ご紹介させていただきたいと思います。

また、来年5月5日(子供の日)には、
北九州市・小倉の「リバーウオーク」にて、
この組み立て家具を通じての、
ワークショップを開催する予定です。
詳細をHPにてご案内さしあげますので、
こちらも楽しみにお待ちください!

「+ecoプラス・エコ」 桑野 恭子  (修)

小国町森林組合のHP

2004年12月08日 09時55分46秒 | <山の現状・林業家>
小国町森林組合のHPをリンクにアップしました。

「木材価格推移」は何度見ても考えさせられます。

「山を買いませんか?」1200坪1000万円
広域農道(日田~黒川)より200m奥 宅地としてOK
写真も掲載されて魅力を感じますが、
電気、水はどんな状況? 携帯の届く範囲?

こんな事を言っているようじゃ、山では暮らせないかな?

(村田/鹿児島)

事務局長のつぶやき

2004年12月07日 17時05分25秒 | <日々徒然・イベント>
事務局長の上山は日々、山のことで頭がいっぱいです。
今日は、山の除伐作業の現場に、緑の雇用の研修生と行っていて、事務所に戻ってきてから研修生の上達ぶりを嬉しそうに話していました。

でも、前回除伐した現場の木が台風の風で倒されてしまいひどい状況らしく
「せっかくの除伐が無駄になってしもうての・・・(ガッカリ)」とつぶやいていました。

(丸山/上津江)

子供用の杉のお椀に心が和みました

2004年12月07日 13時41分36秒 | <日々徒然・イベント>
 先日の日曜日、大分の三浦さんの店舗兼ギャラリーを訪ねました。共同経営者の桑野さんがデザインされ、木工や大分小鹿田焼の陶工作家といっしょに作られたオモチャ、家具、子供用の食器類などがセンスよくディスプレーされていました。子供が使いやすいようにデザインされ、お椀にいれたままつぶして、離乳食(私はかなり記憶の彼方になりつつありますが・・)ができるような陶器などいろいろな配慮が伝わってきました。
 また、杉の漆塗りのお椀が軽くて、可愛らしく心が和みました。しっかり出汁をとったみそ汁をこういった器でゆっくり食べる。子供の頃からの食育にも繋がりそうです。

 デジカメを持って行くのを忘れてしまい、残念。詳しくはリンク集の三浦さんのHPを参照にして下さい。お世話になりました。なお、5月には下毛郡森林組合といっしょに、北九州で杉のボックス家具の展示も計画されているそうです。

 (佐藤/福岡)

「山には感動がありますね。」

2004年12月02日 23時42分57秒 | <日々徒然・イベント>
11/28「地材地建」のバスツアーで出水の山を歩いてきました。
参加者の一人が、「今回参加してよかった。山には、感動がありますね。」とおっしゃってくださいました。
3カ所ほど、住宅を見て、イノシシ肉のバーベキューを食べ、木材や山の現状の説明を受け、杉の伐採を間近で見学、最後に秋のタケノコ刈り。最初は会話になかった参加者が、ツアーの終わりには、コミュニケーションが生まれ。本当に、幸せそうな顔をしていました。
今回の山を訪ねるツアーだけではなく、毎回、山を案内するときに目にする光景です。もちろん、自分自身も山に元気をもらって帰ってきました。(鹿児島/村田義弘)