NPO九州森林ネットワーク

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潜在需要を掘り起こせ!

2002年02月15日 16時14分15秒 | <九州連絡会議(旧コメント)>
お名前: 岩本清壱 [z211-19-79-62.dialup.wakwak.ne.jp] 2002/2/15/(Fri) 02:16
こんばんわ、岩本です。
西村さんいいアドバイスをありがとうございました。人工林と自然林の違いで説明すればいんですね。了解しました!!
 さて、吉弘さんのコメントを読んでいて、大変なことになってきたな~と思いました。私たちはこれから何をどうしていけばいいのでしょう。
 やはり、日本人の遺伝子のなかに練り込まれている“木への思い”を呼び覚ますことも大切なような気がします。そのためには、建主を山へつれて行ったり、曲がり材などの使い方などを見せてあげるなどして、五感に訴えることも効果があると思うのですが。
 消費者を刺激して、潜在需要を掘り起こす必要性を感じています。でも、できれば大型の耕耘機でガ~ッと、掘り起こすことができればベストなんでしょうが・・・。
 九州協議会にはそのパワーが秘められていると思っています!!

Re: この際、もうひとつ!

2002年02月12日 16時10分40秒 | <九州連絡会議(旧コメント)>
お名前: 佐藤宣子 [foc02-p195.alpha-net.ne.jp] 2002/2/12/(Tue) 22:52
 こんばんは。確かに、現在の木材価格の下落はすさまじいですね。私は、その要因の第一は大手住宅メーカーが品確法後、価格は高くても品質が一定した外材を選定したことにあると思います。それと、木材価格が下がれば下がるほどその分量を伐採して収入(利益ではない!)を確保せざるをえない山村の現状。国や県の需要拡大なき補助金というのは、第三番目かな?と考えています。
 いずれにせよこうした要因が一気に重なり合って、現在の状況をもたらしています。これでは次の世代が育ちません。真っ当な技術も廃れます。緊急事態としての生産調整、もしくは住宅部材以外への木材利用(バイオマスなど)が必要だと思います。でも、何より大事なのは消費者と山村を結ぶネットワーク、お互いを知ることではないか?ということでこの運動に期待しているところです。

この際、もうひとつ!

2002年02月11日 16時11分39秒 | <九州連絡会議(旧コメント)>
お名前: 吉弘 辰一 [p26-dnb04tenjmi.fukuoka.ocn.ne.jp] 2002/2/11/(Mon) 22:31
今年になって、国産杉の原木相場が下がりつづけています。
直近の相場は福岡県内の、ある森林組合によれば実質売上平均単価が杉材で9000円近くになり始めた様です。 この単価では山主に支払われる金額は限りなくゼロに近づきます、 檜は未だ手取り余裕が有るみたいですが立木総数に占める割合から考えればほんの一部です、   なんでこんなに成ったか? 需要の低迷が大きな要因ですが一つには 国の補助間伐事業で低質材が大量に原木市場に、ここ数年流れ込みました、 元々国の補助事業で大規模製材工場が各地に出来ましたので、心ある工場を除きほとんどの、これらの製材工場が質の良し悪しに限らず数量をこなさなくては成らない状況で生産を続けてきました(たとえ赤字でも)。やれ乾燥だ、やれ品質の向上だとお題目を唱えてきたわけですが、現物素材の質の変化には余り関心が無かったようです。と言うより現状認識が足りなかったかもしれません。
形状変化の大きい低質材が建築材製品市場に流れ込めば最終的にはマーケットが価格で価値を判断します、それが製品価格に反映され、ひいては原材料の木に反映される訳です…。  マーケットの価格形成は正直な側面をもっています、この価格低下で良質材までもが影響を受け始めました。
その結果、益々良質材の伐採は少なくなり、価格に見合った?低質材が市場に放出される結果となり、価格に見合わない良質材を切る人は少なくなり、行く行くは国産材マーケットには見かけぬ存在となる日が近いようです…。  困ったなァ~。

Re: 木を切ると森林破壊?

2002年02月11日 16時06分31秒 | <九州連絡会議(旧コメント)>
お名前: 西村敏彦 [spider-tok-tb023.proxy.aol.com] 2002/2/11/(Mon) 23:11
 こんばんは、皆さん。
木を切ると森林破壊?についてですが、自然林の伐採と人工林の伐採とは違うことを消費者にきちんとアッピールすることが大切だと思います。
環境に関心を寄せている意識の高い消費者でもそこのところの認識が混乱しているようです。例えば、ロシアの亜寒帯林(自然林)の乱伐と国内の人工林の持続可能な伐採の違いを並べて説明することが必要ではないでしょうか。

NHKラジオを聞いて

2002年02月11日 16時05分26秒 | <九州連絡会議(旧コメント)>
お名前: 吉弘 辰一 [p71-dnb15tenjmi.fukuoka.ocn.ne.jp] 2002/2/11/(Mon) 21:35
皆さん、こんばんは!
私は、日ごろ車を運転する機会が多いので、運転中は必ずNHKラジオを聞いております。  特に夕方の6時からのNEWS番組は、機会が有れば必ず聞くようにしております。  ここ半年の間に同じコメンテイターが3度(聞いた範囲では)出演しておられます、 その方は立正大学の富山教授です。
1回目のテーマは確か、山村林業の現状だったと思います、2回目は林業と森林の果たす公的役割ではなかったでしょうか? そして本日の3回目は、米と森の関わりをテーマに日本型植林林業の危機を話しておられました。

たまたま、3回とも聞くことが出来ましたが、NHKリスナーを30年ほど続けてきた私の経験から、半年の間に3回も同一テーマが、しかも同じ人で語られたのは余り記憶にありません。 この半年間の中に『東京の木で家を作る会』の長谷川敬さんも出演されました。 余談ですがNHK朝ドラの『ほんまもん』のテーマにも林業が忍ばせてある様な気がします…。  
マスコミの本質としてNEWS性の無いものには差ほど興味を示しませんので、この流れを『定点観測』していると、もはや林業や森を語るのは一般の方々にもジワ~ッと山の水が大地にしみる如く浸透し始めたのかもしれません。
動かない岩を動かすには大変な労力を必要としますが、動き始めた岩は意外と小さな力で大きく動く事も有ります、 動かすべきでは…と感じ始めた人が本当に岩に手を掛けるまで私達が押し続ける事が出来るかどうかが問題のようですね。

木を切ると森林破壊?

2002年02月10日 16時09分04秒 | <九州連絡会議(旧コメント)>
お名前: 岩本清壱 [z211-19-79-93.dialup.wakwak.ne.jp] 2002/2/10/(Sun) 20:54
こんばんわ、岩本です。
先日は、白熱?したミーティングに圧倒されました。九州協議会のメンバーは
本当にすごい人たちばかりで、いつも勉強になります。
 さて、最近家づくりのご相談に見える方のなかに“木を切ると森林破壊になるのでは”と思ってらっしゃる方が以外に多いように感じるのですが。
 これって、やっぱり情報の片寄りが原因でしょうか?国産材の普及は以外に
こんなことがネックになってたりして、やはり、正しい情報を消費者に伝えて
いくことが必要ですね。
 みなさんはどうおもわれますか?

環境教育と森

2002年02月07日 15時56分49秒 | <九州連絡会議(旧コメント)>
お名前: 西村敏彦 [spider-tok-ta022.proxy.aol.com] 2002/2/7/(Thu) 20:30
こんばんわ、西村です。
曲がり材は今度の新築物件で牛梁として12本ほど使用します。
九州の森でできた曲がり材を直梁の代わりに小屋裏で使用すれば安くて丈夫な構造ができます。皆さんも使いましょう!
最近のオーナーの中には木に節があることを知らなかったり、杉と桧の違いがわからない建築関係者がいたりします。森と木をめぐる文化が根こそぎ失われようとしています。このような状況を変えるには、子供たちを啓蒙したり、体験学習させたりすることが一番の早道かもしれません。子供が変われば親も変わります。

Re: 教育と木のつながり

2002年02月07日 15時50分29秒 | <九州連絡会議(旧コメント)>
お名前: 佐藤宣子 [foc01-p078.alpha-net.ne.jp] 2002/2/7/(Thu) 04:34
 そうですね。教育(特に、幼児期と小学生)の中に木を感じ、そして森林についてきちんと学ぶ機会が必要だと思います。来年度から学習指導要領も変わり、全面的な週休2日制になるので、それを利用した体験学習的なものの重要性が言われています。私たちが環境教育メニューの提案を行ったら、おもしろいのではないでしょうか。