NPO九州森林ネットワーク

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2005年02月05日 10時57分24秒 | <日々徒然・イベント>
 1月30日(日)「住んでる人に聞きに行こう」をテーマにした、住宅バス見学会を開催しました。小さなお子さんをお持ちの20~30代の方を中心に、八代地域から12名(8組)、水俣・芦北地域から17名(5組)の参加申し込みがあり、バスは満席の状態でした。地域材利用の木の家や太陽熱で暖めた空気を採りこんで床暖房・給湯・換気に利用するOMソーラーの家など、4件の住宅を見学しました。参加者からは「木の香りがする」「日当たりがよく明るい」「キッチンや水回りが上手くまとまっていて使いやすそう」といった声も聞かれ、住まい手の方と談笑される姿も見られました。イベントの際は、手づくりのお弁当を毎回用意しています。今回は、見学会場であるOB施主宅で施主も参加されてのおもてなしです。赤飯・豚汁・煮物
(大根、椎茸、里芋)・野菜サラダ・漬物・手づくりパンなどをお出ししたところ、皆さんほとんど残さず食べてしまわれ大好評でした。最終見学会場となる熊本県森林組合連合会八代事業所では、「木材を乾かして(乾燥)削り(加工)出荷する所です。」という分かりやすい説明から入り、工場内の乾燥生産工程を見学しました。また、加工の際に出る端材のプレゼントもあり、皆さん持ち帰って何に使おうか考えながら選んでいました。何分、不慣れで至らない点も多々あったと思われる今回の住宅バス見学会ですが、参加者の方から「木のすばらしさ、ぬくもりを感じました」との感想をいただき、私共の家づくりを少しはお伝えできたかなと思います。
 八代でも山主・林業者・製材所・森林組合・県森連が参集して、木の家ネットワークの組織化に向けての話し合いが進み、2月10日立ち上げ予定となりました。名前は「やつしろ木夢(コム)ネット」です。目標であった今年度内の事業立ち上げもやっと決まり、いよいよ次年度から活動が始まります。
(宮川/㈱井本工務店 球磨川ライン木の家ネット)