紫乃の琴話し

高知県で琴・三弦・二胡の教室を開催している松村紫乃の公式ブログです。
教室の様子や日々の出来事を綴っています。

芸の修行

2018年06月24日 06時39分00秒 | 民族音楽
慶長16年 西暦1611年の今日
並びなき勇者加藤清正が亡くなった。
清正は心根清々しく言語行動は真心を貫き・・忠君は義務・宗教は人の根本である。忠君が器の形とすれば信仰は器の質である。道義が衣のスタイルとすれば、宗教は服の生地そのもの 加藤清正・楠正成、どちらも信仰篤かったからこそ忠なる臣下で有り得た

肩痛めて既に五週間・竹林寺で演奏前に 寺の石畳みに頭から突っ込んで大怪我して七カ月・・此れも人生想い出の貯金


台湾高雄公演  中国本土から台湾にのスタッフメイクアーティストストのつくったエリナの顏と日本髪?妖怪顔の母より怖~い・・ステージではこれが良いか~

音楽談義は悲しくなるから辞めようか?
イエイエチクとばァ私の10代の頃の稽古談議
小唄の稽古は一ヵ月20日間稽古・・一回の時間は短かったよ 三味線は暗譜稽古・唄はひらがなで書いてあったが歌の音階はなかった・覚えるのです
”明治・大正はやりうた”ストトン節・シャンラン節・すててこ・縁かいな・都都逸・ズンべラ節・酋長の娘?全部粋に弾けた・・下手ながらも歌も歌った

今は楽譜ばかり見て稽古するから情が無い・
張り扇で覚えが悪いと叩かれながら修行した・毎回泣いた。家に帰ると私 お嬢さんしていたが・・

レッスンとは言わず まず礼儀・修行の世界
風邪引いて「今日は休みます」と言うと師匠は お前は稽古前が成って無い阿呆だ・・「休ませていただきますと」言うのが礼儀だ  休みますは自分が何さまとおもってる?と叱られた・・今の生徒は月謝払ってやってるという世界 ジレンマを感じる  

 高校の帰りに赤坂の老名妓に教えを戴いたのは人生財産