紫乃の琴話し

高知県で琴・三弦・二胡の教室を開催している松村紫乃の公式ブログです。
教室の様子や日々の出来事を綴っています。

 恩人の門下生

2015年01月15日 20時55分00秒 | 民族音楽
 私が20代のころからの門人 母のような大久保さんを養老院に見舞う

『先生を毎日・毎日待った』会いたかったと、歩行器のその人はとても喜んで目に光るものをためてくれた。92歳になったがもう一度琴を習いたいと言う。必ず又来るから又一緒に弾こうねと私・・・

私の門人の中の最高齢者

彼女の御子息は千葉で日本の名医と言われる方・・結婚式には私がお祝い曲を弾かせていただいた想い出。大久保さんは箏も三弦も、二胡も私の生徒で努力家であった。沢山の生徒も集めてくださったし恩人である。一番最初のアメリカ公演は大久保さんのお姉さま佐古田さん(アメリカで琴の先生)に招かれてだった・大久保さんも姉のさ佐古田さんも土佐女子女学校の出身です。お二方とも箏を弾いていたそうな 

エリナはこのご縁のある学校の邦楽部を大事に育ててくれて嬉しい。

私の母の姉妹は第一高等女学校だったが、・・学校は違っても母とは仲良しであり・・三年前に他界の母が入院中病院で大久保さんの袢纏を縫ってくれてあったのにお礼を言う間もなく あちらの世界へ旅立っていたと惜しんでくれた。

私の手創りではありません。某所で、家庭料理ご馳走になった・こんなに作れると良いのに、その気はないから困り者