goo blog サービス終了のお知らせ 

KIND OF BLUE

「苟に日に新たに、日日に新たに、又日に新たなれ」

安藤建築探訪 その13

2007-01-28 | 建築写真
兵庫県立美術館-「芸術の館」-
設計:安藤忠雄建築研究所
竣工:2001年9月






垂直動線用設備(EV)は○○製でした。(^O^)/

フォートワース現代美術館を見学したみたいです。

住吉区を探索

2007-01-21 | 建築写真
住吉の長屋(東邸)
設計:安藤忠雄
竣工:1976年2月

     


「周囲の景観と調和がとれている」そう思いました。

一本筋が通っている。そんな安藤さんがすごい。

年を重ねられるほど、素晴らしい建物が次から次にでてくる。

あの発想の原点がここにあるんですね!!



※東邸の奥様も素敵なかたでした。


西宮市貝類館

2007-01-14 | 建築写真
「西宮市貝類館」
設計:安藤忠雄建築研究所
竣工:1999年5月


カーブを描く高さ14mの屋根は、風をいっぱいに
はらんだ帆をイメージしています


安藤さんの「はっとさせられるエントランス」


マーメード号はこの水庭に鎮座している。


堀江謙一さんのマーメード号


ランチはパスタにした。不味かった。


海辺の建築だけど、コンクリートへの影響はどうなんだろう?


17112 コンクリート工事 中性化
問題:仕上げなしのコンクリートの中性化は、炭酸ガス濃度の影響を受けることから、一般に、屋内より屋外のほうが早く進行する。 答:×

解説:中性化とはコンクリートが空気中の炭酸ガスなどの作用によって、アルカリ性を失っていく現象をいう。住宅などの屋内などでは、開放型の石油ストーブの使用、エアコンなどによる外気交換の減少など、炭素ガス濃度が高くなっているので中性化が早くなっている。したがって、屋外より屋内のほうが早く進行する。よって誤り。(新出問題)




4mX4mの家

2007-01-13 | 建築写真
4mX4mの家  4mX4mの家Ⅱ
設計:安藤忠雄建築研究所
竣工:2003年  2004年

 屋主が見ていた 汗)

 この景色を眺望。

 対称なオブジェ。

 打ちっ放しの山側。

 セピアにしてみた。

それにしても一番上は寒いだろうなぁ~


18023 伝熱 熱貫流率
問題:コンクリートの外壁における隅角部の室内表面温度は、一般に、平面壁の室内表面温度に比べて、外気温度に近づく。 答:○

解説:外壁の出隅部分(隅角部)においては、室内側表面積より、屋外側面積のほうが大きくなるため、室内側表面積と屋外側面積が等しい平面壁の部分の室内表面温度に比べて、その室内表面積は、外気温度に近づく(03035の類似問題)


光の教会 その5

2006-11-29 | 建築写真
 シンプルな設備達



一番上の写真が礼拝堂の入口です。(写真は内部から撮影)
安藤さんの建築は(ほかの有名な建築のことは知りませんが)建物(玄関)へのアプローチがとても印象的ですね。司馬遼太郎記念館の庭園から緩やかな曲率を描いて入っていく手法。大阪府立近つ飛鳥博物館の切り立つ壁と不思議な音の間を抜けていく大胆なアプローチ。大阪府立狭山池博物館の水と戯れながらたどり着く入口。など、その建築の持つ意義や場所の記憶や自然が巧みに取り入れられていますね。

光の教会 その4

2006-11-28 | 建築写真
光の教会「日曜学校」
竣工:1999年2月
 
 

 

礼拝堂に入る前に最初この日曜学校に入りました。
入った瞬間(すみさん曰く)オーラを感じました。
光と影、打ちっ放しコンクリートのグレー、机や
椅子の木の色が織り成す素晴らしい空間でした。

この3次元空間をどうイメージして、形にできる
のだろう。

光の教会 その3

2006-11-27 | 建築写真
 光の表情がとても豊かでした。
 床や机・椅子、パイプオルガも全て黒。
 打ちっ放しのグレーと黒のコントラストが、
 光と影の表情をより繊細にしていると
 思います。

 

 
 

例えば、エーロ・サーリネンの「MITチャペル」(55年)は、「光」の扱い方が実に繊細で綺麗ですよね。日本的な優しさみたいなものもある。
一方で、ル・コルビュジエの「ロンシャンの教会」(55年)のように、ドラマティックで肉感的な「光」もある。その「光」の強さは、直ぐにロマネスクの教会を想起させます。(建築手法P120)

「光の教会」は安藤さんが1965年(24歳)、はじめて西欧へ旅してから温めてきたボキャブラリーの一つなのでしょうか。

そこには、安藤さんが初めて遭遇したル・コルビュジエの「ロンシャンの教会」が根底にあると感じます。「住吉の長屋」から(否、安藤さんのDNA)培われたANDOイズムの結晶であると思います。


光の教会 その2

2006-11-26 | 建築写真
その日はたまたま晴天でした。
11:30~13:30頃の2時間見学しました。

どうしても、写真を撮るほうが先になってしまって、
佇まいや、光と影の移ろい、安藤さんの光を演出する
デザインをカメラのレンズを通して見てしまっています。



カーサ・ブルータス(総集編)安藤忠雄X旅に出てくる
写真家もいってますが、瞬間しかないですね写真は。
でもこの雑誌の「光の教会」の正鵠な写真は裏返すと
熱意さえあれば誰でも撮れると思った。

ある季節の決まった時間の晴天の日にカメラをかまえて
時を待って、連続で100枚ぐらいシャッターを切ったら
必ず真正面の絵が取れるんじゃないかと思う。

ただ、一流の雑誌のさらに「世界のANDOさん」の
写真に微塵も粗末な写真は使えませんが・・・



私はCASIOのチョンバカを2M程度/1枚に設定して、
256MBのSDカードで400枚撮れるようにしています。
一度行ったらメモリーが一杯になるまで撮ってしまいます。

その中で、自身でいいな~と思うのは1・2枚ですね。
あとは記念に保存しています。

今回は、安藤さんのエッセンスがいたるところにあり、
写真の出来は別に自身の思いを書き留めておきます。



少し行き過ぎたアングルでした・・・
                        続く


光の教会 その1

2006-11-25 | 建築写真
茨木春日丘教会
設計:安藤忠雄建築研究所
竣工:1989年4月







本や写真で何回も見ていたげど実物はすごいわ!

安藤さんが「建築手法」P118~光のことを述べられている。

(「光の教会」の時に思っていたことは、「光」だけをテーマ

にしても、建築は充分できるということ。形は変らなくても、

「光」によって感じる季節や時間、色だけで、充分に空間に

膨らみが出てくる筈だ。)

ANDO建築を数点見学したが、瞬間凄いと心に感じた建築

の一つです。

大阪府立近つ飛鳥博物館

2006-11-04 | 建築写真
OSAKA PREFECTURAL CHIKATSU MUSEUM
設計:安藤忠雄建築研究所 
   大阪府建築部営繕室
竣工:1994年3月

 
 
 

古事記によれば奈良の飛鳥を「遠つあすか」とよび、
大阪のこの辺りを「近つあすか」と呼んでいたそうです。

やっと「近つ飛鳥」の意味がわかった。

安藤さん曰く「環境博物館としての施設の在り方であり、
場所の持つ記憶、歴史を建築によって顕在化していこう
とする試みです。」といわれています。

難しい建築でした。