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KIND OF BLUE

「苟に日に新たに、日日に新たに、又日に新たなれ」

「ぶれがない」

2010-02-25 | 名字の言
『池田大作名言100選』が好評を博している。脳科学者の茂木健一郎氏は「自分を高めるきっかけを与えてくれる言葉が散りばめられている」(中国新聞)と書評を寄せている▼発刊した中央公論新社の首脳が先日、講演を行った。同書を出版するにあたって、編集者が約40年間にわたる名誉会長の数多くの著作を読んだ。そのなかで、強く印象を受けたこと。その一つが、名誉会長の言葉には「ぶれがない」ことだ▼過去と現在の間で、その人物の言葉の相互に矛盾があると、名言集など発刊できない。過去に発刊された書籍でも一人の言葉で編んだ名言集は、ほとんどないという▼作家・村上政彦氏は「名誉会長の言葉は、本質的に励ましの言葉」と指摘する。現実の中で、深刻な悩みを抱えている友の心を、いかに鼓舞するか。名誉会長の言葉は、観念の遊戯ではない。限られた時間の中で、紡ぎ出された精神の闘争の結晶である。だからこそ「ぶれ」がない。人の心を打つ▼講演で、首脳は語った。「現代の日本では、一人で名言集をつくれるほどの力のこもった、意味のある言葉をたくさん発せられる人は、なかなかいない」と。半世紀、一貫して変わらない師の闘争__報恩感謝を胸に、私たちも続きたい。(芯)

12月12日

2009-12-12 | 名字の言


 京都市内を流れる高瀬川沿いに、建築家の安藤忠雄氏が手掛けた商業施設がある。当初、川に背を向けて建物が並んでいる風景は、川が邪魔者扱いされているように映った。”京都の街は水との関わりあいが深い。それを象徴する建物に”。氏のアイデアは、川の護岸を切り崩し、水面に手が届く高さに施設の最下層を作ることだった。
 行政側は「建築のために護岸を切り崩した前例はない」と否定。氏は、過去のデータをもとに水量を予測するなど説明を繰り返し、最終的には安全面でも太鼓判を押された。完成から数年後、隣接する敷地には同じ考え方で増築も許可された(『建築家』安藤忠雄)。
 「前例がないから」。それを理由にあきらめるのか。あるいは、知恵を振り絞り、解決への糸口を探しだすか。情熱の真価が、そのときにこそ問われる。
 ”前例がない”壁を打ち破る。それは、昨日の自分を超える。”勇気の一歩”から始まる。物事の成否には、そうした一歩が必ずある。またリーダーは、同志の”一歩”を見逃さず、追い風となるよう激励を重ねたい。
 「祈り、そして一歩を踏み出して、行動をおこしていくところから、すべてが始まる」と池田名誉会長。さあ、きょうも”一歩”を踏み出そう。(馨)
2009年11月27日付 聖教新聞 名字の言