音楽師
2006-07-31 | 日記
Picasso「新古典主義の時代」の一
枚です。
ギター・笛(クラリネット?)・ピ
アノ(オルガン?)
デフォルメされているから想像でし
かない。と言うかあまり問題ではな
いのかもしれません。
何故ピカソを好きになったか思い出
せない。だだ感性に訴えかける何か
があったと思う。
この絵も私の好きな一枚である。
ピカソの作品を時代ごとにみていく
と、その作風がどんどん変化してい
くのが判る、一点にとどまることを
知らない。次から次に新しい手法で
描かれていく。
そんな変化が、私の好きな「マイル
ス・デイヴィス」と言う音楽家(J
AZZ)と重なり合うところがあり
ます。マイルスも20世紀後半の半
世紀にJAZZ新しいスタイルを築
きあげた天才トランペッターです。
ピカソは生涯におよそ13,500点の油
絵と素描、100,000点の版画、34,000
点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制
作し、最も多作な画家であるとに記
されている。(ギネスブック)
気の遠くなる作品群です。
私も油絵を少し習ったことがあります
がデッサンして完成するまでには相
当なエネルギーを消費します。
描き続けることの難しさと言うか、天
才はそこが違うちがうんですね。まし
て常に新しいものへ挑戦し続ける。
建築家も謂わばアーチストだからジャ
ンルは違うにせよ同じではないかと
思う。
フランク・ロイド・ライトも800点
以上の設計をしてその約半数を形と
して残した。と書いてあったが。80
0点の設計とは・・・想像もできない。