KIND OF BLUE

「苟に日に新たに、日日に新たに、又日に新たなれ」

12月26日

2009-12-26 | 箴言集 四季の語らい 池田大作
 人生そのものが、日々、「我が新記録」に挑みゆくオリンピックといえよう。まず、自分が強くなることだ。自分が強くならなければ、この乱世で勝つことはできない。人がどうであろうと、誰が何と言おうと、自分が力をつけ、力を発揮していくことである。また最高の強さを引き出すのが、正しい信仰の道である。

12月19日

2009-12-19 | 箴言集 四季の語らい 池田大作
 ローマ帝国も、あれほどの繁栄を誇ったが、滅亡した。その原因は外的以上に、内部の腐敗にあったとされる。「ローマは自らの力によって倒れる」(ホラティウス)です。指導者が「理想」を失ってしまった。「哲学」がなくなった。すなわち、人格を支える「心の柱」が腐り、倒れてしまった。大帝国の滅亡は、指導者の心の中から始まったのです。

12月12日

2009-12-12 | 名字の言


 京都市内を流れる高瀬川沿いに、建築家の安藤忠雄氏が手掛けた商業施設がある。当初、川に背を向けて建物が並んでいる風景は、川が邪魔者扱いされているように映った。”京都の街は水との関わりあいが深い。それを象徴する建物に”。氏のアイデアは、川の護岸を切り崩し、水面に手が届く高さに施設の最下層を作ることだった。
 行政側は「建築のために護岸を切り崩した前例はない」と否定。氏は、過去のデータをもとに水量を予測するなど説明を繰り返し、最終的には安全面でも太鼓判を押された。完成から数年後、隣接する敷地には同じ考え方で増築も許可された(『建築家』安藤忠雄)。
 「前例がないから」。それを理由にあきらめるのか。あるいは、知恵を振り絞り、解決への糸口を探しだすか。情熱の真価が、そのときにこそ問われる。
 ”前例がない”壁を打ち破る。それは、昨日の自分を超える。”勇気の一歩”から始まる。物事の成否には、そうした一歩が必ずある。またリーダーは、同志の”一歩”を見逃さず、追い風となるよう激励を重ねたい。
 「祈り、そして一歩を踏み出して、行動をおこしていくところから、すべてが始まる」と池田名誉会長。さあ、きょうも”一歩”を踏み出そう。(馨)
2009年11月27日付 聖教新聞 名字の言

12月11日

2009-12-11 | 箴言集 四季の語らい 池田大作
 リーダーとしての大切な要件は「誠実」にある。決して、威張らず、友に尽くしていくことである。正直さ、優しさ、責任感、信念、庶民性――そうした「人間性」を皆は求めている。ゆえに、自分らしく、「人間として」成長していくことだ。

12月5日

2009-12-05 | 箴言集 四季の語らい 池田大作
 

希望を捨てない人には、いかなる困難にも負けない強さがある。しかし、希望を失えば、人生は闇だ。絶望は精神の死に等しい。青年は、常に希望をいだき、希望とともに生きていくことだ。

12月2日

2009-12-02 | 人生の座標 池田大作語録
 青空を見て、「ああ素晴らしいな」と思う。川のせせらぎに聞きほれて、耳が洗われたような気持ちになる。その心が、「美」を愛する心であり、芸術・文化の心なのです。
 決して特別のことではない。本来、一流の芸術も、自然と同じように「人をくつろがせたり」「生命力を与えてくれる」ものなのです。