われらしんじんのこども

真人幼稚園の子どもたちの日々の様子や、
  楽しいエピソードなどをお伝えしています。

詩「 こ こ ろ 」

2008-12-31 13:43:00 | Weblog
こころ
     まえだ かん

こころは
めにみえない
めにみえないから
いちばんだいじなんだ

いちばんだいじだから
だまってみつめる
だまっているぶんだけ
それはとうといものになる

どうせだれもみていないからと
じぶんかってなことをするひとがいる
だれもみていないとおもってはいけない
だれもみていなくてもじぶんがみているんだ

たとえばだれかがこまっているとき
きみはゆうきをだしててをかすだろう
こまっているひとがめのまえにいるのに
きみはだまってとおりすぎることなどできない

それともみてみぬふりをして
だまってとおりすぎてしまうかもしれない
そのとききみのこころはなんていうだろう
だれもみていなくてもきみのこころがみている

こころはやわらかい
こころはこわれやすい
だけどこころはもっともっとつよくなれる
きみがきみじしんをたいせつにするならば

じぶんをごまかすことはできないんだ
たにんのめをごまかすことができても
ひとのためにいきなくてもいい
たいせつなことはきみがきみらしくいきるということ

こころは
めにみえない
めにみえないものこそ
いまぼくらはしっかりみつめなくてはならない



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