経営においてかかる経費は大きく2つ、”変動費”と”固定費”ですよね。
そのうち、”固定費”は人件費や減価償却費などを指しますが、これは売上高が
伸びるからといって、減じるわけではありません。
むしろ、会社規模拡大に伴う設備投資や雇用増大によって増加することこそあれ
ども、減じることはないでしょう。
ですから、気づかないうちに、売上高を食いつぶしたり、生産性を低下させるな
どの、”負のスパイラル効果”を生み出すこともあるかもしれません…。
人間も同じだと思います。
実際、人間の”固定費”といえば…食事や睡眠でしょう。
食事なんかは カロリーを摂取しすぎると、栄養過多からメタボリック症候群にな
るでしょうし、脳の働きを低下させ、知的生産性が落ちるのは間違いないでしょうね。
また、睡眠も適度な時間は必要ですが、多すぎると運動能力にも影響するでしょ
うし、精神も緩慢になります。
脳の記憶の整理・定着の時間は必要とはいえ、寝すぎというのも問題だと思いま
す。
ですから、人間の固定費も適性を考えながら、しっかりと節制する…そんな意識
を常にもっていたいですよね。
それが五感を磨きながら、知的生産効率を上げるコツなんでしょうね。
(これはmixi(08/04/27)の日記に加筆したものです…)