本年初登庁は、家の近所にある長野県西駒郷の保護者会の皆さんによる要望活動に同席。
1.西駒郷の将来像の早期結論付けについて
2.西駒郷を利用している強度行動障がい者への対応について
3.他の施設や地域で暮らす強度行動障がい者支援を担当する者への指導・助言機能の付置について
4.短期入所機能の強化のための専用棟の設置について
5.利用者が地域住民との交流ができる新たな交流活動の取り入れとそのための施設整備について
6.建物設備の早期改善について
の6項目について、利用者の保護者も高齢になる中で、切実な気持ちを要望されました。
健康福祉部長は
過去の経過を受け止めた上で西駒郷の将来について考えたい。
待ったなしの課題であり、令和2,3年度で将来像について決めていきたい。
出来ることから手を付けていきたい。
強度行動障がい者への対応については、知事からも「前に進めるように」と指示がある
短期入所、人材の育成(指導・助言)についても対応したい。
日中のサービスについては、駒ヶ根市やJOCAの取組みと連携も考える。
施設の老朽化は限界とも感じる、使用していない建物、また広大な場所の見直しも
県として責任をもって事業を進めるために財政担当も入れて検討を進めたい
といった話がありました。
強度行動障がいの方への対応については、本人の安全はもちろん、他の入所者や職員の安全も含め、喫緊の課題であると強く感じました。
その他の要望項目も、障がいを持った方、その保護者にとってのセーフティーネットとして、西駒郷の新たな一歩として求められています。