遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

GW ソロⅩソロ

2019-05-06 16:24:35 | キャンプ
平成から令和にまたがる今年のGWですが、私の休みは30日から8日にかけての9連休となりました。
29日から4日までは普段別々に生活している妻が娘と孫を連れて熊本に来ることになり、私にとっては1歳半の孫との初対面となります。
わずかな日数で果たして親しくなれるのか?
多分ダメだろうなあ、と弱気な思いでいましたが、結果的には娘が用事の時、代わりに面倒を見ておく位の事は出来るようになり、楽しい時間を過ごすことができました。
ただ、1歳半なのでまだわずかな言葉しか喋れず、意思疏通もままならない年齢で、機嫌を損ねると娘しか対応できないのでかなり疲れたのも事実ですが無事に短い熊本生活を送れたことにホッとしました。


午前の新幹線で帰る御一行をお見送りし、さあ自分時間だとばかり帰宅し、サクサクっと車に道具を積み込みます。
もちろんそのなかには先日届いて押し入れのなかに隠し持っていたテントもあります。
別に文句を言われるわけではないけれど、色々聞かれるのも面倒なのでね😀


今回のキャンプはテントもあることだし、YouTubeでもみなさんよくされているグルソロをためしにやってみようと、キャン友のかおなし♪さんと打ち合わせていました。
大人数ではないのでグルソロというよりソロⅩソロの方がしっくり来るような気がします。
孫ちゃんご接待計画と同じでいったいどうなることか不透明、五里霧中ですが、まあこちらは遊びなのでなるようになるさとお気楽な感じでGW渋滞のミルクロードをジワジワと這い上がっていきます。
いつもは近くのゆめタウンで食材を調達しますが、大混雑で車を止めるところがなかったので、肉屋で焼き肉用を少しとコンビニでいくらか買ってなんとか格好をつけましたが、結局いつも大した量は食べられないので結果的にはちょうど良かったです。



今回のキャンプ場は初の「茶屋の原キャンプ場」です。
かなり前から予約を入れていましたが、後で聞くところによると入場順で予約は要らないらしいです。
(でも予約は受けてくれましたがww)
その辺のみならず色々アバウトな管理体制で、サイトの区切りもなくどうぞお好きなところで、という感じでした。
また、ゴミも缶類とその他に分ければ処理していただけます。
料金は1泊2,000円とリーズナブル。


場所は瀬の本高原でゴンドーシャロレーや三愛レストランの近くです。
管理棟が一番上にあり急斜面を下っていくとあちこちにサイトが点在しています。
降りていく坂が急な上にかなり狭いので、あまり運転に慣れてない人が予備知識なしで行くと冷や汗をかくかもしれません!
かなりワイルドな雰囲気で、くぬぎの疎林の中にテントを張る、どちらかと言えば上級者向けでしょうか。
GWということでファミリーキャンパーが多かったのですが、洗い場は少ないし、何よりトイレが男女共用の和式ですから(掃除も行き届いてない)女性や子供には辛いのではないかと思われます。
その代わり直火OK、小川やブッシュありで探検ごっこやブッシュクラフト好きな中高年男性にはかなり魅力的なフィールドとなっています。
恐らく普段はそれほど混み合っていないはずなので近いうちにまた訪れたいと思いました。


先乗りしていたかおなし♪さんが絶好のサイトを確保してくれていたのでファミリーと接近することなく助かりました。

サイトの一番奥で景観も広々した場所です。


向こうに見える黄色っぽいのがかおなし♪さんのサーカスTCのソラム。
近くで見ると縫製もしっかりしていて風格があります。
色もいいですね。
私のフィールドアのワンポールも思っていたよりずっと良かったのですが、両者を比べるとやはりちょっと安っぽいかなと。
まあ安いんですけど(笑)



設営は予想通り、あまり手間のかからないもので、最初とあって少し間違えたりはしましたが次回からは短時間で張れると思います。
間違えたのは入り口出口の方向です。
あと、撤収後の収納が入れ物にギリギリパンパンでした。
ここは少し練習しないと・・・


我々が泊まったサイトは20張あまり設営可能な広さがあり、殆どがファミリーまたはカップルでソロは我々二人の他にもう一人。
いわゆる軍幕(米軍仕様、本物)で道具類も厳選された感溢れるもので揃えたキャンパーが居たので声をかけ色々話を伺いました。
大分県から来たその人は30年来のキャンパーで、言うところのミリオタでした。
あまり写真を撮ると悪いような気がして1枚だけ。

これは負傷兵のための担架をを載せる台座で、もともとの塗装を剥離し、つや消し塗料を塗ったとのこと。
実用的でもありそうですね。
暗くなってその人のサイトを訪れ、更には我々のサイトにお招きし遅くまでいろんな話をすることができ、とても楽しいときを過ごすことができました。
これもキャンプならではの楽しみだと思います。
こんなことがありつつ、いつの間にかソロⅩソロの前提がどこかへ行ってしまい予想通りのグダグダ状態に。
でも楽しかったからヨシとしますか。


そして肝心の初のテント泊ですが、特にこれといったトピックもなく一晩過ごすことが出来ました。
外の音がよく聞こえると思ったことと、薄いインナーテントでもかなり寒さを防ぐことが出来ることが発見と言えば発見でした。

内外の温度差が5℃。
思ったより狭いテントだからでしょうか?
これで薪ストーブを炊いたら灼熱地獄になる?
電源があればセラミックヒーターでも暖まりそうな気もします。
あと気になったのは寝具でした。
今回はボコボコのウレタンマットの上にエアマットを敷いて寝ましたが、体が安定せず左右に動くので一度目が覚めました。
ここはやはりコットの導入が必要かも?
でも寝心地を試さずに導入するのも不安が残るし。
気象条件によると思いますが、今回はテントの結露は全くみられませんでした。
ただ、撤収時に地面の湿気がグランドシートを浸透してインナーテントの底の部分に達していました。
本来グランドシートはどうあるべきか分からないのでここに関してはしばらく様子を見たいと思います。


さて翌朝ですが、かおなし♪さんはまだお休み中だったので一人でのんびりコーヒーを飲み、残った食材を食べます。
コンビニ調達のシュウマイ、ソーセージ、鯖の塩焼きという和洋中の豪華共演!
朝の爽やかな空気のなかで新緑を眺めながら食べれば何でも美味しく感じられます。
メスティンで炊飯もしてまさにキャンプ気分に浸り、ここへ来てなんとかソロⅩソロ気分を味わうことができました。






設営に比べ撤収は辛いよね、などと愚痴りながら昼前にはすべて片付け、いつものように温泉へ。
近くの黒川温泉ですが、混雑しているであろう中心部を避けて、東のはずれの「木やしき」へ行ってみました。
幸いに先客も一組だけで、硫黄の香りの露天や立ち湯を堪能することが出来ました。

やはり遊びの疲れを温泉で解放してこそ完結感が得られるものです。
湯気と共に疲れや雑念が消え去るのがリアルに感じられました。


小国でGWにもかかわらず誰もいない食堂でチャンポンを食べ、かおなし♪さんとお別れです。
私はその足でマゼノミステリーロードの途中にある甲の瀬キャンプ村へ下見に。




芝生広場がメインで川遊びができるという、どちらかと言えばファミリー向けのキャンプ場ですが、設備は古めでトイレが和式でした。
標高は730mあるので木陰であれば夏でも快適に過ごせるかもしれません。


そんな訳で今回も楽しく遊ばせてもらいました。
新規導入のワンポールテントについては、扱いやすいこととほぼ1~2人用であること、寝心地は改良の余地ありということが確認できました。
次回は宮崎方面になりそうですが、これを楽しみにそれまで頑張りたいと思います!