Y.Mのお仕事。
『重ダンプ免許証』なんてものは実在しませんが、
(Y.Mの職場を含み、)大抵は大型ダンプの運転経験数年が
乗車の条件となります。
もちろん法的なものではありませんが、
実際には大型免許に加え、実務経験が必要になります。
Y.Mが操るのはコマツのHD405で、最大積載量は40t。
これは公道を走る大型ダンプ車両の4倍になります。
車幅(ミラーを含む)は4m70cm以上もあり、
なかなかの巨体です(公道大型ダンプ車幅は2m50cm以下)。
この重ダンプ、もちろん公道は走れません。
見晴らしの良いキャビンは車体の左側に位置しており、
俗に言う左ハンドルです。
(Y.M人生初の左ハンドルが重ダンプになるとは。)
7速ATで、クラッチ&シフトレバーによるギアチェンジは不要。
ちなみにPTOスイッチもありません。
操作感覚は、一般の大型ダンプ車両のものとは明らかに異なり、
巨大なフォークリフトを操っているようなイメージ。
巨体に似合わず、小回りがよく効きます。
もちろん前輪による旋回で、フォークリフトのように後輪旋回ではありませんが。
トラックと言うよりは、やはりコマツ製の重機という印象が強いでしょうか。
一般大型ダンプ車両なら確実に煮えこむであろう悪路も何のその。
実に頼もしい重ダンプさんであります。
排気ブレーキは無く、ハンドル右側のリターダーコントロールレバーを操り、
リターダーブレーキを利かせる。
レバーを倒すほど利きは強まり、
排気ブレーキどころかフットブレーキよりも強烈。
積載時の急斜面下りでは、とても役立つ縁の下の力持ち様。
原石または表土を載せ、採石場内(けっこう広いです)の凹凸面を走行。
一日の乗車時間は8時間弱。
Y.Mは運転・操縦系が好きですが、
拘束時間の長いもの(長距離トラックなど)は選択しません。
資格マニアなY.Mですが、運転・操縦系に関しては『資格だけ』に
留まらず、スキルとして体内に染み込んでいるものもあります。
(だからなのか、操縦系資格にはあまり魅力を感じません。)
大型トラック(ロングボデー、ダンプ、アームロール、生コン)
建設機械(マグネット、掴み、ハイキャビン・ロングアーム、バケット)
ユニック
ヒアブ
フォークリフト(カウンター、リーチ)
(運転・操縦系の)即戦力スキルはこんなところでしょうか。